デマルキがガンナからマリア・ローザを奪い、総合勢ではベネットとアルメイダがタイムを失う。
☆記事
ジロ・デ・イタリア第4ステージでは、アペニン山脈の急な登り坂と雨に見舞われたが、アメリカのジョー・ドンブロウスキー(UAEチームエミレーツ)が勝利を飾った。
🥇@JoeDombro tasted his first victory for @TeamEmiratesUAE with an impressive win on stage 4 of the @giroditalia 🇮🇹.
— @UAE-TeamEmirates (@TeamEmiratesUAE) May 11, 2021
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アレッサンドロ・デマルキ(イスラエル・スタートアップネーション)は、同じく逃げにに参加していたドンブロウスキに13秒差でゴールし、マリア・ローザを獲得した。
ドンブロウスキーとの差は22秒。総合エース同士の戦いは、セストラ峠に向かう最後のコレ・パッセリーノの急な登りで発生し、エガン・ベルナル(イネオス・グレナディア)、ミケル・ランダ(バーレーン・ビクトリアス)、アレクサンドル・ウラソフ(アスタナ-プレミア・テック)、ジュリオ・チッコーネ(トレック・セガフレード)、ヒュー・カーシー(EFエデュケーションニッポ)らが登りでアタックを仕掛けた。
彼らはサイモン・イェーツ(バイクエクスチェンジ)、ロマン・バルデ(チームDSM)、レムコ・エヴェネプール(デュクーニンク・クイックステップ)に11秒の差をつけた。
ヴィンチェンツォ・ニバリ(トレック・セガフレード)は34秒、ジョージ・ベネット(ユンボ・ヴィスマ)はさらに大きく、ホアン・アルメイダ(デュクーニンク・クイックステップ)は大量に遅れてベルナルグループに4分21秒の差をつけられた。
ドンブロウスキーは2012年のアンダー23ジロ・デ・イタリアで優勝し、チームスカイでプロに転向したが、腸骨動脈の手術のためにキャリアが長期に渡ってに中断された。
彼の最後の勝利は、UAEチームエミレーツに移籍する前の2019年ツアー・オブ・ユタだったが、今回のジロ・デ・イタリアで最高のパフォーマンスを見せた。
「後続と差をつけることができましたが、マリア・ローザを着るには十分ではありませんでした。ステージ優勝は一日の終わりにふさわしいものだと思います。
今日の結果にはとても満足しているよ。最後の50kmは調子が良かった。最後の登りが厳しいことを知っていたので、あまり無理をせず、慎重に走りました。」とドンブロウスキーは語った。
🍾 “It’s an incredible feeling” 🍾
— Israel Start-Up Nation / Israel Cycling Academy (@TeamIsraelSUN) May 11, 2021
We couldn’t agree more!
📰 Read all about how Alessandro De Marchi took the pink jersey in the Giro d’Italia right here: https://t.co/fTFDl1vsOG
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🇮🇹 #Giro pic.twitter.com/sPhmVHL0dR
デマルキはステージ優勝を逃したが、プロとしての11年間の努力と、11年間アタックを続けてきたことが、マリア・ローザを獲得したことで報われた。
デマルキは、同じイタリア人のフィリッポ・ガンナ(イネオス)からマリア・ローザを奪うために十分な時間を稼いだ後、当然のことながら感情的になっていた。
「マリア・ローザを着ることを考えると泣きそうになるよ。11年間のキャリアの中で、何千回も挑戦したことへのささやかなご褒美です。楽しんでいきたいと思います。これは私と妻のアンナのためのものです。」とデマルキは目に涙を浮かべながら語った。
☆雑感
長期休養を乗り越えた末の大きな勝利。おめでとうドンブロウスキー。
途中まではタラマエとユールイェンセンの勝負かと思っていたが……
総合勢ではトップから約5分、総合勢から約4分遅れてしまったホアン・アルメイダはかなり厳しい戦いになるだろう。
怪我明けだがエヴェネプールを総合エースとしてそのアシストをすることになるのだろうか。
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