ジロ・デ・イタリア第2ステージ、タイムトライアルをサイモン・イェーツが制する

レース

マチュー・ファンデルプール、3秒差で2日目もマリア・ローザをキープ

☆記事

ジロ・デ・イタリアのサイモン・イェーツ(バイクエクスチェンジ・ジェイコ)は、ブダペストで行われた第2ステージのタイムトライアルを制し、大きな注目を集めた。

近年、タイムトライアルで大きな進歩を遂げているイギリス人ライダーは、ブダペストの9.2kmのコースを制し、総合優勝のライバルに序盤から大きな打撃を与えた。

第1ステージで勝利したマチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)は、マリア・ローザを身にまとい、ステージ2連勝に近づいたが、2位に留まり、総合首位の座を死守した。

そしてトム・デュムラン(ユンボ・ヴィスマ)が表彰台の最後を飾った。

ジロ・デ・イタリア2022第2ステージ順位。”引用”https://www.procyclingstats.com/index.php

ブダペストのコース終盤にある1.3kmの上りを駆け上がったイェーツは、7.9kmの平坦区間終了後の中間チェックポイントでも最速タイムを叩き出し、完璧なパフォーマンスを披露した。

10kmにも満たない距離にもかかわらず、イェーツのライバルの多くは大きなダメージを受けた。リチャル・カラパス(イネオス・グレナディアーズ)は平坦区間を力強く走ったが、上りで大きく遅れ、28秒を失った。ウィルコ・ケルデルマン(ボーラ・ハンスグローエ)とジョアン・アルメイダ(UAEチーム・エミレーツ)は最も健闘したが、それぞれ17秒と18秒のタイム差となった。

ロマン・バルデ(チームDSM)は、これまでで最も強力なタイムトライアルを行い、24秒差でゴールした。チームメイトのタイメン・アレンスマンもトップ10に入った。

また、ミゲル・アンヘル・ロペス(アスタナ)は、昨年タイムトライアルを改善したにもかかわらず、42秒という最悪のダメージを負ってしまっている。

☆【ステージ優勝】サイモン・イェーツのコメント

「本当にうれしいよ。ちょっと予想外だったけれど、まあ、こんなものだろうね。」

「今日は12分の努力だった。まだ、もっと厳しいステージが残っているんだ」

「今日を楽しみたいが、もっと広い視野で見る必要があるね。」

☆【ステージ2位総合首位】マチュー・ファンデルプールのコメント

「信じられない 。昨日と今日は素晴らしい思い出として残るだろう。しばらくは忘れないだろうね。」

「特にトム・デュムランは危険だったと思う。最後はとても強かった。でももちろん、自分自身のパフォーマンスには満足しているし、特にマリア・ローザをキープできたことには満足している。明日はヤコブ・マレツコがチームのためにスプリントをする番で、私は彼のために走るよ。」

コメント

タイトルとURLをコピーしました