ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ、ラファウ・マイカがブエルタで4年ぶり2回目のステージ勝利

レース

ポーランド人の実績あるクライマーが久しぶりのグランツール勝利を挙げる

☆記事

ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージでは、ラファル・マイカ(UAEチームエミレーツ)が、イベリア半島の中央付近に位置するエル・バラコまでの197.5kmのコースで、単独の逃げを決めて優勝した。

いくつかの山岳を単独で通過したマイカは、一度も振り返ることなく走りきり、1分27秒差の2位にステフェン・クライスヴァイク(ユンボ・ヴィスマ)が、2分19秒差でクリス・ハミルトン(チームDSM)が3位でゴールした。

第14ステージ順位。以下画像引用”https://www.procyclingstats.com/

総合優勝を狙う選手たちの積極的な動きはほとんど見られず、またしても休憩がレースを支配してしまった。最後の上りでアダム・イェーツ(イネオス・グレナディアス)がアタックをかけ、レースリーダーのオッド・クリスティアン・エイキング(アンテルマルシェ・ワンティゴベール)に15秒差をつけたが、チームメイトの堅実なチームワークにより、エイキングは2週目の休息日に至ってもリーダージャージを維持した。

総合でエイキングはギョーム・マルタン(コフィディス)に54秒の差をつけており、プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)は1分36秒の差で3位につけている。

第14ステージ終了時点の総合順位。

マイカにとっては、2017年のブエルタ・ア・エスパーニャの第14ステージを最後に、4年ぶりの勝利となった。今日の彼には特別な思いがあったようで、フィニッシュラインを通過するときに空を指差し、最近亡くなった父親を想っていたようだ。

☆ラファウ・マイカのコメント

「1つのことしか考えていなかった。父が亡くなったときは、自分にとっても家族にとっても簡単なことではありませんでした。父のため、子供たちのため、そして素晴らしいチームであるUAEチームエミレーツのために勝ちたかったのです。」

「しかし、今日は最初からトライしました。でも今日は最初からトライしました。今日は誰も待たずに、ステージを勝ち取りたかったんだ。」

☆ステフェン・クライスヴァイクのコメント

「3時間のレースで足が重いと感じた。ラファル・マイカが故障して脱落することを期待するしかなかった。非常に難しいステージでした。誰もが苦しんだと思います。とはいえ、チームがステージ優勝のチャンスを与えてくれたことには満足している。努力はしましたが、私は十分ではありませんでした。」

☆オッド・クリスティアン・エイキングのコメント

「最後はホッとしました。今日はとてもハードな一日で、時間も長かったのですが、チームがとても良いレースをしてくれたことに感謝しています。彼らがいなければ、今日(日曜日)のリーダージャージの維持はできなかったかもしれません。感謝しています。」

「私のチームのライダーは皆強いので、今までそのようなピンチになったことはありませんでした。メインのライバルであるギョーム・マルタンと(プリモス・)ログリッチを見て、彼らを逃がさないようにした。かなりタフなフィニッシュだったが、最後の山頂を越えたときには、もう大丈夫だと思った。」

コメント

タイトルとURLをコピーしました