カルーゾがイェーツの失速に合わせて総合2位へ
☆記事
ジロ・デ・イタリアのクイーンステージは、60kmの距離と2つの大きな峠が削減されたが、それでも大きな混乱が生じるに十分なステージとなった。エガン・ベルナル(イネオス)がステージを制し、マリア・ローザの安定をを示した。
💗 Giro d'Italia 2021 – Stage 1⃣6⃣
— Giro d'Italia (@giroditalia) May 24, 2021
📌 Sacile – Cortina d'Ampezzo
🥇 @Eganbernal 🇨🇴
🥈 @romainbardet 🇫🇷
🥉 @CarusoDamiano 🇮🇹#Giro pic.twitter.com/zA0rI3gYe3
ベルナルは、EFエデュケーション・ニッポンが集団を切り崩して総合エースの精鋭を集めた後、10km上りの途中で動き出した。ベルナルは逃げ集団を振り切り、ジロで最も高い標高2236mの「チマ・コッピ」と呼ばれる山頂を単独で越え、17kmの下りを無事に終え、コルチナ・ダンペッツォでの2度目のステージ優勝を飾った。
2位にはロマン・バルデ(チームDSM)、3位にはダミアーノ・カルーゾ(バーレーン・ヴィクトリアス)が入り、26秒差でゴール。
カルーゾは登り坂でバルデを引き離したが、下り坂でバルデに追いつかれてしまった。その結果、カルーゾは2分24秒で3位から2位に浮上。上りで苦しんだサイモン・イェーツ(チーム・バイクエクスチェンジ)は5位に後退した。イェーツはサイモン・カーがEFエデュケーション・ニッポとリーダーのヒュー・カーシーのために最終コーナーを通過する前に脱落し、ベルナルに2分37秒の差をつけられてしまった。
アレクサンドル・ウラソフ(アスタナ)は、最後の登りに入る直前にトラブルに見舞われて足止めを食らい、集団から下がったゴルカ・イザギレの助けを借りたものの、再び先頭に復帰することはできなかった。イザギレの前の7位でフィニッシュした時点では、総合4位を維持していたが、ベルナルとのタイム差は2分11秒差となった。
また、逃げていたダビデ・フォルモロ(UAEチームエミレーツ)とトビアス・フォス(ユンボ・ヴィスマ)が、急速に後退するイェーツを捕らえて追い抜き、ステージトップ10入りを果たし、総合9位に浮上した。しかし、チームカーにつかまったことによるペナルティで10秒減算された。
勝利した後ベルナルは「大きな勝利だよ。マリア・ローザでの勝利は特別なものだから、それを見せたかったし、ジャージに敬意を表したかった。私は何か特別なことをしたかったし、自分がゲームに戻ってきたことを示したかった。チームはステージ中、私を信じてくれていたので、私はただ、何か特別なことをしようとしました。もちろん、大変でした。しかし、天候のせいでレースが難しいときは、精神的にも厳しくなる必要があります。私は最初からそのような精神状態で臨み、それを維持しました。苦しむべき日だったが、それができた。」と語った。
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