ツール・ド・ポローニュ2022第6ステージ、アレンスマンがTTで勝利し、ヘイターが総合首位へ

レース

イギータは第6ステージの上り坂で約50秒を失う。

☆記事

プロ初勝利をWTで挙げて悦ぶテイメン・アレンスマン。DSMとの契約は今年で終了するため、去就も注目されている。”画像引用”

ツール・ド・ポローニュ第6ステージのタイムトライアルで、テイメン・アレンスマン(チームDSM)が勝利し、イーサン・ヘイター(イネオス・グレナディアズ)が残り1日で総合リーダーを獲得し、表彰台の一角に食い込んだ。

ヘイターはこのステージで3位に入り、セルジオ・イギータ(ボーラ・ハンスグローエ)を総合リーダーから脱落させ、アレンスマンに11秒のリードを築いて金曜日のクラクフへの最終ステージに臨む。ペリョ・ビルバオ(バーレーン・ヴィクトリアス)は18秒遅れで総合3位につけている。

11.8kmのコースは、ノヴィ・タルグのスタート地点からゴールまで緩やかな上り坂が続き、アレンスマンはこの難コースで唯一、平均時速40kmを超えるタイムを記録した選手だった。このオランダ人選手の活躍により、2位のマグナス・シェフィールド(イネオス・グレナディアーズ)に7秒の差をつけ、後続の選手もこのタイムを上回ることはなかった。

総合首位だったイギータは、ステージ優勝したアレンスマンとの差は50秒にとどまった。しかし、イギータはヘイターから32秒遅れで総合8位に後退した。一方、イギータのチームメイトであるジョルディ・メーウスは、ツール・ド・ポローニュのレース中に転倒し、棄権を余儀なくされた。

☆【ステージ優勝 総合2位】テイメン・アレンスマンのコメント

”画像引用”

「すべて上り坂だったので、時速40kmはかなり速いと思う。幸運なことに、今日の勝利には十分なスピードがあった。」

(アレンスマンは、最終的に総合ヘイターを追い抜くことができるかという質問に対して)「落車を避け、スプリンタートレインの牽引に交代する前の最後の3kmの間に無事に入ることが全てだと思う。イーサンのTTを祝福したい。」

☆【総合8位】セルジオ・イギータのコメント

リーダージャージを失った、セルジオ・イギータ。”画像引用”

「今日(木曜日)はしっかりとしたタイムトライアルを行うことができた。過去2回のタイムトライアルでは、すでに良い結果を残していましたし(ツール・ド・ロマンディ45位、ツール・ド・スイス11位)、タイムトライアルは向上していると思っています。」

「まだ総合10位以内にいるし、ステージ優勝もすでに手に入れたので、ここまでのツール・ド・ポローニュには満足できるはずです。一方、チームメイトのジョルディ(メーウス)が今日の落車から早く回復することを祈っている。」

☆リザルト

ツール・ド・ポローニュ2022第6ステージ順位”以下画像引用”
ツール・ド・ポローニュ2022第6ステージ終了時点の総合順位。

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