総合首位のイギータは終盤に落車
☆記事
パスカル・アッカーマン(UAEチーム・エミレーツ)は、ツール・ド・ポローニュ第4ステージで、終盤にアタックを仕掛けたゼネク・スティバル(クイックステップ・アルファビニル)を吸収しスプリントでライバルをかわし、勝利を獲得した。
アッカーマンは、3000m近い標高差のあるステージの登坂を乗り切り、残り200mのスプリントで強烈な加速を見せた。
2位にはジョルディ・メーウス(ボーラ・ハンスグローエ)、3位にはジョナサン・ミラン(バーレーン・ビクトリアス)が入った。
総合リーダーのセルジオ・イギータ(ボーラ・ハンスグローエ)は落車したが、ステージを完走。この事故はフィニッシュまで残り3km以内で発生したため、メイン集団と同じタイムが与えられ、総合トップを維持した。
このステージもツール・ド・ポーニュの典型的なコースで、起伏が激しく、標高差も激しいが、スプリンターには常にチャンスがあるステージだった。ゴールまで33km地点にある2級山岳の上り坂、そしてゴールまで19km地点にあるカテゴリー外の上り坂が続いたが、どちらもアタックはかからなかった。
フアン・セバスティアン・モラノが素晴らしいリードアウトを見せ、アッカーマンは比較的楽に、残り175メートルで縮小した集団でスティバルの望みを絶った。
アッカーマンは残り150m付近の右カーブで先頭に立ち、最後の直線で道が狭くなったところでもキープし、そのままゴールして今シーズン2勝目を挙げた。
☆【ステージ優勝】パスカル・アッカーマンのコメント
「”最高 “です。前回は優勝を狙えるようなプレーができなかった。怪我をしてから、ようやく脚のパワーが戻ってきた感じです。また、次のレースに向けても非常に重要で、残りのシーズンに対するモチベーションを高めてくれるものだと思います。」
「ステージはかなりクレイジーで、登りばかりで大変だった。でも、あまり急ではないので、私にはぴったりでした。調子が良かったので、今日(火曜日)は勝とうと自分に言い聞かせていました。モラノが素晴らしいリードアウトを切ってくれたし、私を信じてくれたチームに感謝しなければならない。」
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