ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージ、ファビオ・ヤコブセンが2勝目&ポイント賞でもトップに

レース

総合は変化なく、プリモシュ・ログリッチはリーダージャージをキープ

☆記事

ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージでは、ファビオ・ヤコブセン(ドゥクーニンク・クイックステップ)が前方からのスプリント勝負を制し、今年のブエルタ・ア・エスパーニャで2度目の勝利を飾った。

ヤコブセンはアルベルト・ダイネーゼ(チームDSM)とジャスパー・フィリップセン(アルペシン・フェニックス)を抑えてフィニッシュし、第4ステージに続く勝利を得た。

第8ステージ順位。https://www.procyclingstats.com/index.php

プロトン前方の好位置からスプリントし、残り200メートルを切ったところで、グリーンジャージのフィリップセンの後ろから交わして、先頭のクリアな空気と2度目の勝利を味わった。

ヤコブセンだけでなくチームメイトであるフロリアン・セネシャルも、複数のチームが先頭争いをしていた中で、重要なタイミングでプロトンの先頭に立って牽引し、活躍した。

セネシャルはヤコブセンが先頭でゴールすると後方でガッツポーズし、共に喜んだ。

プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)は無事にレースを終え、総合をリードしている。ログリッチはフェリックス・グロスチャートナー(ボーラ・ハンスグローエ)に8秒の差をつけ、第9ステージでの山頂フィニッシュに臨む。

☆ファビオ・ヤコブセンのコメント

「またここに来ることができて、とても嬉しいです。チームは完璧な仕事をしてくれました。スピードを維持してくれたので、少し離されても良いポジションにつけました。残り200秒のところでコーナーに入り、スプリントを開始しましたが、私が一番速かったと思います。」

「強く、速く、そしてタイミングが重要だったと思います。このようなフィニッシュでは、時間通りに行動する必要があります。これまで2度ほど遅すぎたことがあったが、今回は完璧に間に合い、ラインまで全力でスプリントすることができたんだ。」

「(チームボスの)パトリック・ルフェーヴルも今日は来ていて、きっと喜んでいると思います。これからも、スプリントでの勝利を目指していきたいと思います。」

☆アルベルト・ダイネーゼのコメント

「ファビオの後ろに位置していたが、彼が速すぎてパスすることができず、もう最終コーナーのあと150メートルしか残っていなかった。」

「表彰台に上がれたことは嬉しいですが、スプリンターとしてはもちろん優勝したかったですね。昨日はグルペットで大変でしたが、今日は脚が良かったです。ステージは簡単だったので、スプリントでは誰もが新鮮な気持ちで臨むことができました。しかし、自信はついてきました。ブエルタの前には、このような良い結果が得られるとは思っていませんでしたので、満足しています。」

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