キュングとエヴェネプールが表彰台、優勝候補のガンナは大きく後退
☆記事
オーストラリアのウロンゴンで開催されたUCIロード世界選手権で、ノルウェーのトビアス・フォスがエリート男子タイムトライアルで勝利した。
この25歳の選手は、34.2kmのコースでシュテファン・キュング(スイス)やレムコ・エヴェネプール(ベルギー)など多くのタイムトライアルの才能ある選手を抑え、この種目での初タイトルを獲得した。
世界選手権男子TTを2連覇中であるフィリッポ・ガンナ(イタリア)はペースが上がらず、1分近く遅れて7位でフィニッシュした。
タイムトライアルのノルウェー選手権で2度の優勝を誇るノルウェーのフォスは、40分02秒のタイムをマークし、暫定トップに立ったがまだゴールしていない有名選手も多くいた。
しかし、そのようなスター選手たちは誰も彼を上回ることはできなかった。キュング、タデイ・ポガチャル(スロベニア)、エヴェネプール、そしてディフェンディング・チャンピオンのガンナは、いずれも最終的には届かなかった。
キュングはスタートは速かったが、後半はやや遅れ、3秒差で2位となり、エヴェネプールはフォスより9秒遅れて表彰台に上った。
こうしてフォスは、ノルウェー初の男子TT世界選手権タイトルを獲得した。
☆【優勝】トビアス・フォスのコメント
「夢のような気分だ。信じられない。」
「10位以内だったら、本当に満足だった。5位以内を望んでいたんだ。今日は本当にすべてを出し切った。これ以上ないくらいに。自分の調子が良いことは分かっていたが、こうなるとは夢にも思わなかった。」
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