ツール・ド・フランス2022第10ステージ、マグナス・コルトが逃げの中でのスプリント勝負を制する

レース

逃げたレナード・ケムナが総合2位へジャンプアップ

☆記事

マグナス・コルト(EFエデュケーショ・ンイージーポスト)は、ツール・ド・フランスで好調を維持し、激しい上り坂の後、ニック・シュルツ(バイクエクスチェンジ・ジェイコ)を上回るスプリントで2人の選手を追い抜いた。

148.5kmのステージでは、25人の逃げが決まり、ステージ開始前総合21位のレナードケムナ(ボーラ・ハンスグローエ)が一時バーチャルマイヨ・ジョーヌを獲得するほどのタイム差となった。ルイス・レオン・サンチェス(バーレーン・ヴィクトリアス)が逃げ集団の先頭でスプリントを開始したが、シュルツとコルトに阻まれ、コルトは100m弱で7秒を稼ぎ、ステージ優勝を決めた。

総合リーダーのタデイ・ポガチャルは、ステージ前にジョージ・ベネットがCOVID-19に感染し、チーム2人目となる陽性リタイアしてしまった。しかしUAEエミレーツチームに残されたものを守りながら、着実にフィニッシュまで走り、逃げたケムナへ11秒余裕をもって総合をキープしている。

ケムナが39秒差でヨナス・ヴィンゲゴー(ユンボ・ヴィスマ)を抜いて2位に浮上し、イネオス・グレナディアズのゲラント・トーマスとアダム・イェーツは4、5位に後退した。トップ10では他に、逃げたルイス・レオン・サンチェスがニールソン・ポーレス(EFエデュケーション・イージーポスト)を抜いて総合10位に浮上した。

☆【ステージ優勝】マグナス・コルトのコメント

「信じられない。今日起こったことが信じられない。」

「幸運なことに(アルベルト)ベッティオールがいて、彼は本当に強く、多くの場面で前にいたので、僕はエネルギーを蓄えることができた。最後の数キロで何度も集団から離れたけど、スプリントで勝つことができたんだ。」

「僕のタイプのライダーにとって、これ以上大きなことはない。ステージ優勝を追いかけるのが僕の仕事だし、ツール・ド・フランスは最も大きなレースだ。最初のツールではステージ優勝したし、何度か勝てないままここに来ている。でも、本当にやりたかったし、努力もしたし、またそれができるなんて信じられないよ。」

☆リザルト

ツール・ド・フランス2022第10ステージ順位”以下画像引用”
ツール・ド・フランス2022第10ステージ終了時点の総合順位。

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