ツアー・オブ・デンマーク第3ステージ、レムコ・エヴェネプール復活の独走勝利

レース

苦手だった下り坂を克服し、逃げ集団に合流した後、独走しレースをリード

☆記事

レムコ・エヴェネプール(ドゥクーニンク・クイックステップ)は、ツアー・オブ・デンマークの第3ステージで優勝し、ゴールまで17kmの地点での単独アタックでレースを支配した。

25分後には単独でゴールし、プロキャリア17回目の勝利を飾るとともに、3シーズンで7回目となる総合優勝に向けて大きく前進した。

2位には1分29秒遅れでトッシュ・ファンデルサンド(ロット・スーダル)、3位には1分32秒遅れでニック・ファンデルライケ(リワル)がマイク・テウニッセン(ユンボ・ヴィスマ)を抑えて入賞した。

第3ステージ順位。以下画像引用”https://www.procyclingstats.com/index.php

トンダーをスタートした219kmのステージで、エヴェネプールは15km前にアタックをかけた際、下り坂で道を外れてしまったが、事なきを得る。その結果、残り2周と11キロのところで40秒の差をつけての一人旅となった。

最終周回に入る頃には、後続のファンデルサンド、ファンデルライケ、テウニッセン、マッズ・ピーダスン(トレック・セガフレード)、アンソン・チャーミグ(Uno-X)に35秒の差をつけ、余裕の独走態勢を築く。

今日のレースの結果、レースを2日残した時点で、エヴェネプールは1分33秒の差を2位のファンデルサンドにつけており、ヴァンデルライクは首位から1分38秒差で3位につけている。

第3ステージ終了時点の総合順位。

☆レムコ・エヴェネプールのコメント

「タフなレースになることはわかっていたので、警戒を怠らず、常に先頭を走っていました。ご覧のように、私は何度か攻撃を試みましたが、そのうちの1回の攻撃の後に、このようなちょっとしたミスを犯してしまいました。幸いなことに、私の周りには素晴らしいチームがいて、ヤニック(スタイムル)やマイケル(モルコフ)がアシストしてくれたので、逃げ切りに成功しました。」

「最後の1kmでは、マイケルを通じて急な上り坂があることがわかっていたので、そのときにアタックして差をつけることができたんだ。」

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