ジロ・デ・イタリア第14ステージ、フォルトゥナートが初のグランツールで勝利を飾る

レース

イヴァン・バッソが、逃げに入ってゾンコランで勝てと言ってくれたので、その通りにした

☆記事

ジロ・デ・イタリア初参戦であるエオロ・コメタは、土曜日の第14ステージのゾンコランで25歳のロレンツォ・フォルトゥナートが見事な独走優勝を果たし、レースでの最大の成果を獲得した。

フォルトゥナートは、この日のレースで初めてとなる逃げのためのアタックをし、残り10kmの地点でヤン・トラトニク(バーレーン・ヴィクトリアス)が飛び出した後、単独でブリッジをかけて、厳しい上り坂で勝負を挑んだ。

その後、ゴールまで2.3kmの地点で勝負に出て、トラトニクを振り切り、27%の高さのセクションを含むゾンコランの最も急な登りを苦しい表情を浮かべながらも走りきった。

彼は最終的にトラトニクに26秒差をつけて勝利を収めた。UCIプロチームは、かつてジロで優勝したアルベルト・コンタドールとイヴァン・バッソ(後者は2010年にゾンコランで優勝)が監督を務めているが、昨年のU23ジロのステージ以来の勝利を、最も権威ある舞台で手にしたことになる。

フォルトゥナートは、「今朝、イヴァンがチームバスの中で僕に『逃げに入ってゾンコランで勝て』と言ってくれたんだ。彼は、私以上に私を信じてくれていたと思います。 バウケ・モレマ(トレック・セガフレード)とジョージ・ベネット(ユンボ・ヴィスマ)が最も勝利に近いと見ていたが、トラトニクがアタックした後、ブリッジで渡ろうとしたんだ。 彼を抜いた後は、フィニッシュラインが永遠に現れないように感じられるほど大変だった。」と語っている。

フォルトゥナートは、2016年にティンコフ、2017年にバルディアーニ-CSFの両方でトレーニーとして活躍した後、2019年にプロに転向するまでU23カテゴリーではあまり勝てなかったという。今シーズン初めには、ブエルタ・アストゥリアスのアルト・デル・ナランコ山頂フィニッシュで7位、昨シーズンはツール・ド・ランカウイで総合8位を獲得している。

フォルトゥナートは、ジロの別のステージで再びアタックをかけると話しているが、長期的には、昨年44位だった「イル・ロンバルディアで良い結果を出す」ことが次の目標だという。

フォルトゥナートは、2003年と2007年のジルベルト・シモーニ、2010年のイヴァン・バッソに続き、ゾンコランでイタリア人史上4度目の優勝を果たし、チームにとっても最も印象的な勝利をもたらした。

☆雑感

ゾンコランでまさかの大金星!!ロレンツォ・フォルトゥナートとエオロ・コメタは本当に良く頑張った。

コンタドールも自分が現役で勝ってた以上の喜びよう。

ジロ・デ・イタリア初出場でこの成果。今後の活躍がまた楽しみになるチームだ。

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