アクシデントでもないと止められない!!ワウト・ファンアールト怒涛の3勝目、ツアー・オブ・ブリテン第6ステージ

レース

イーサン・ヘイターがステージに2位に入り、総合首位をキープ。

☆記事

ツアー・オブ・ブリテン第6ステージでは、ワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィスマ)が、総合リーダーのイーサン・ヘイター(イネオス・グレナディアス)や世界チャンピオンのジュリアン・アラフィリップ(ドゥクーニンク・クイックステップ)を含む少数の有力選手を抑えてゴールし、ツアー・オブ・ブリテン3度目のステージ優勝を飾った。

第6ステージ順位。以下画像引用”https://www.procyclingstats.com/

残り15kmを切ったところでファンアールトがアタックをかけたことで、優勝候補の小集団が形成された。

ファンアールトは、ヘイターとそのチームメイトのカルロス・ロドリゲス、アラフィリップ、マイケル・ウッズ、ダン・マーティン(共にイスラエル・スタートアップネイション)を含む小集団だ。

彼らはすぐに後方の集団との間に約30秒のタイム差を築き、ラスト10kmではウッズ等がが特に積極的にアタックをかけた。残り7kmでウッズが再びアタックしたが、すぐに吸収されてしまう。

これらの一連のアタックは失敗に終わり、ミッケル・ホノレの素晴らしいリードアウトを受けたアラフィリップが最初にスプリントを開始した。

ヘイターはこの世界チャンピオンを抜き去ることができたが、ファンアールトには敵わなかった。ファンアールトは道路の反対側でスプリントを開始し、力強く走り抜けてステージ優勝を果たした。

この勝利により、ファンアールトは総合でのヘイターとのタイム差を4秒に縮めることに成功した。

第6ステージ終了時点の総合順位。

レース本筋とは関係ないが、珍しいことに、ステージ序盤では、マーク・カヴェンディッシュ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が逃げ集団に入っており、ちょっとした話題となった。

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