ガンナとエヴェネプールを退け、ステファン・キュングが勝利。
☆記事
ステファン・キュング(スイス)が、トレントで行われたタイムトライアルで2年連続のヨーロッパチャンピオンに輝いた。
— Équipe Cycliste Groupama-FDJ (@GroupamaFDJ) September 9, 2021
22.4kmのコースで平均時速55kmを超える24分30秒を記録し、世界チャンピオンのフィリッポ・ガンナ(イタリア)のタイムを8秒以上も上回った。
ガンナは過去2回のジロ・デ・イタリアでは5回のステージ優勝、昨年の世界選手権ではアルカンシェルを獲得するなど、地元の観衆を前にしたタイムトライアルでは素晴らしい成績を残してきたが、今回は2位に終わった。
キュングは、去年獲得したヨーロッパタイトルを防衛したが、今回はより厳しい相手との戦いで、彼のキャリアの中で最も印象的な結果といえるだろう。
この勝利により、キュングは1週間後にフランドルで開催される世界選手権の優勝候補の筆頭に挙げられ、勝利を目指すことを表明している。
☆ステファン・キュングのコメント
「本当に速いコースだった。帰り道は少し追い風が吹いていたが、コーナーや小さな橋があるので、最後までパワーをキープすることが重要だった。」
「中間ポイントを通過した時点で、最初の2人(ガンナとエヴェネプール)に手が届くことはわかっていました。いつもは最後に戻ってくるのが僕の強みなんだけど、今日はひたすら押して押して押しまくったよ。」
「ヨーロピアンチャンピオンのジャージを着られるのは嬉しいことですが、私の大きな目標は9月19日のブルージュで別のジャージを着ることです。それが私の大きな目標であり、東京オリンピックからの目標として取り組んでいることです。」
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