ジロ・デ・イタリア:第6ステージでの総合勢の動き

レース

エヴェネプールとベルナルがマリア・ローザを追う

☆記事

ジロ・デ・イタリアの第6ステージでは総合順位が再び変動し、マリア・ローザ争いに新たな選手が加わり、有力選手の間にも大きなタイム差が生じることとなった。


第6ステージでは、サン・ジャコモの登りで、昨日、エースのミケル・ランダを失ったバーレーン・ヴィクトリアスのジーノ・マーダーが逃げ切ってステージ優勝を果たした。

その21秒後には、エガン・ベルナルが160kmのレースを終えてゴールした。

エガン・ベルナルは、2日前のセストラでもそうであったように、今回もまた総合を狙う選手たちの先頭に立って、しっかりとした走りを見せている。

ベルナルは4人の追走集団を率いてゴールし、6秒のボーナスタイムを獲得した。

ダン・マーティン(イスラエル・スタートアップ・ネーション)が3位に入り、4秒のボーナスを獲得した。

4位にはクイックステップのエースであるレムコ・エヴェネプールが入り、2秒後にはジロで毎回印象的な走りをするジュリオ・チッコーネ(トレック・セガフレード)が入った。彼はセストラとサン・ジャコモの両方でベルナルをマークし続けた唯一の男だ。

第6ステージ後の総合首位から10位。引用”https://www.procyclingstats.com/index.php

この結果、エヴェネプールは総合2位となり、マリア・ローザを着たFDJの若手、アッティラ・ヴァルタとのタイム差は11秒となっている。

そしてベルナルは16秒差で3位につけている。

ダミアーノ・カルーゾ(バーレーン・ヴィクトリアス)とダニエル・マルティネス(イネオス・グレナディア)は、ベルナル、マルティネス、エヴェネプールに13秒後にゴール。

マルク・ソレル(モビスター)はさらに2秒遅れて27位でゴールし、ヒュー・カーシー(EFエデュケーション・ニッポ)、アレクサンドル・ウラソフ(アスタナ)、サイモン・イェーツ(バイクエクスチェンジ)、ヴァルタはさらに2秒遅れでゴールした。

ウラソフは総合4位で、バルテルに24秒、ベルナルに8秒のタイム差があり、カーシーは6位、イェーツは10位となった。

10位からマーダーまで。引用”https://www.procyclingstats.com/index.php

さらに11秒遅れの40番手には、マーダーのほか、エマニュエル・ブッフマン(ボーラ・ハンスグローエ)、ロマン・バルデ(チームDSM)、ダビデ・フォルモロ(UAEチームエミレーツ)、ホアン・アルメイダ(クイックステップ)が入っている。

同じグループにいたトビアス・フォス(ユンボ・ヴィスマ)は、ジョージ・ベネットが登りで早々に落車し、さらに7分14秒を失ってしまったため、チームリーダーとなった。

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