ミゲル・アンヘル・ロペスとの契約は10月1日付で解消される。
☆記事
モビスターは、ミゲル・アンヘル・ロペスがブエルタ・ア・エスパーニャで突然棄権したことを受け、10月1日にチームを離脱することを発表した。
土曜日、モビスターは短い声明を発表した。「チームは、本日、ミゲル・アンヘル・ロペス選手との契約を双方合意の上で解消し、来年10月1日付で契約を終了することを発表します。」という内容だった。
— Movistar Team (@Movistar_Team) September 18, 2021
ロペスは、第18ステージのガモニテイルの山頂フィニッシュでステージ優勝し、総合3位で最終週末のブエルタを迎えた。
しかし、第20ステージで集団が分裂してしまったことで、ロペスは、表彰台が遠のいてしまったにもかかわらず、チームからの「追いかけるな」という指示に不満を感じていたという。
モビスターは、ロペスのチームメイトであるエンリク・マスを先行させ、このステージでの活躍により総合2位を獲得した。
ロペスは総合5位まで脱落することが決まっていたが、スポーツディレクターのPatxi Vila(パトシ・ビラ)とチームメイトのホセ・ホアキン・ロハスがステージの続行を求めたにもかかわらず、ステージリタイアを選択した。
ロペスはステージ終了後、ソーシャルメディアで「私たちは機械ではなく人間です。」と謝罪?を行っている。
また、最終ステージ後にサンティアゴ・デ・コンポステーラで行われたモビスターのブエルタ後の夕食会には参加しなかった。
ブエルタの翌日、モビスターのチームマネージャーであるエウセビオ・ウンズエは、ロペスの放棄に失望し、別れの可能性が高いことを確認した。
ウンズエは「辛いですね。彼はいい奴だし、すごい奴だけど、結局は最も適切でない決断をしてしまったから、本当に心配だよ。」と述べている。
ロペスはまだ次の移籍先を決めていないが、2021年までプロとして在籍したアスタナへの復帰の可能性があると言われている。
ロペスは、2018年にアスタナでジロ・デ・イタリアとブエルタの両方で表彰台に上り、昨年のツールでは表彰台を目前にしていましたが、ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユへの最終タイムトライアルで総合6位まで脱落してしまった。
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