【元NIPPO】競技者から陶器職人へ!?ニコラ・バジョーリの引退と情熱

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陶器のビジネスに専念するためにキャリアを終えたイタリア人ライダー

☆記事

ニコラ・バジョーリ(B&Bホテルズ-KTM)は、パートナーのアリアンナと陶器を作るビジネスに専念するため、26歳でプロサイクリストとしてのキャリアを終えることを発表した。

2018年のティレーノ~アドリアティコで山岳賞を獲得したバジョーリは、2016年から2019年までNIPPO・ヴィー二・ファンティーニで活動をしていたが、2020年にアンドローニ・ジョカトーリに渡り、今年はB&Bホテルズに移籍していた。

彼は自身の会社であるラヴェック社にこれからの人生を捧げるという。ラヴェック社は、銅製のバインディングとハンドルを備えたソープストーンで調理用の鍋やフライパンを作っており、化学薬品や釉薬を使わなくても熱の分散が良く、焦げ付きにくい素材だと主張しているようだ。

☆ニコラ・バジョーリのコメント

「私は人生の中で、選択しなければならない時、重要な決断をしなければならない時にたどり着きました。だから私は自分の心で選択することにしました。多くの人がクレイジーだと思うかもしれませんが、私にとっては夢や情熱を追うことを意味します。」

「私は自転車から降り、プロサイクリストとしてのキャリアを終え、チームとの契約を打ち切り、100%をラヴェック(彼の会社)に身を捧げることを決めました。」

「今後、私は職人として生きていきます。アリアンナと一緒にこの現実を成長させていき、ソープストーン加工の素晴らしい世界をもっともっと知ってもらい、古代からの伝統を高めていきたいと思います。」

「長年にわたって私を支えてくれたすべての人々、私を信じてくれたチーム、私を応援してくれた沿道の人々(厳しい登り坂では背中を押してくれたかもしれません)、これまでのチームメイト、そして自転車競技の喜びと苦難を共に分かち合ったすべての人々に感謝したいと思います。」

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