ブエルタ・ア・ブルゴス、バルデが苦戦する中、ランダが逆転総合優勝

レース

ヒュー・カーシーが最終ステージを制す。ファビオ・アルには復活の兆し??

☆記事

ミケル・ランダ(バーレーン・ヴィクトリアス)が、ラグナス・デ・ネイラの最後の急な登りでロマン・バルデ(チームDSM)から総合優勝を奪い、スペイン北部で開催された5日間のステージレース「ブエルタ・ア・ブルゴス」を制した。

このブエルタ・ア・ブルゴスは、8月14日(土)に開幕するブエルタ・ア・エスパーニャの前に行われる前哨戦とされている。

ヒュー・カーシー(EFエデュケーション・ニッポ)が終盤のアタックで最終ステージを制した。

エイネルアウグスト・ルビオ(モビスター)は5秒遅れの2位でゴールし、サイモン・イェーツ(バイクエクスチェンジ)が3位、終盤にアタックをかけたエガン・ベルナル(イネオス・グレナディア)が13秒遅れで4位に入った。

ランダはカーシーから16秒遅れの6位、バルデはラスト3kmで脱落し、1分以上のタイム差を失った。その結果、ランダは45秒の差をつけて逆転の総合優勝を果たした。

ファビオ・アル(クベカ・ネクストハッシュ)は復調の兆しを見せ、36秒差で総合2位となった。マーク・パドゥン(バーレーン・ヴィクトリアス)が43秒で3位、バルデは54秒で総合6位に後退した。

ランダはジロ・デ・イタリア第5ステージの落車で、左鎖骨の骨折と複数の肋骨骨折を負ったが、夏の間は回復に努め、コンディションを無事整えてきているようだ。

☆ミケル・ランダのコメント

「落車や怪我の後、再び表彰台に上ることができて本当に良かったです。ステージ優勝という目標を掲げてスタートしました。ステージでは、マーク・パドゥン、サンティアゴ・ブイトラゴの順でトライしましたが、最終的には総合優勝を果たすことができて、とても満足しています。ブエルタの前にはとても良い気分です。最高の状態になるにはまだ数日必要ですが、その目標に近づいていると感じています。」

☆ファビオ・アルのコメント

「自信 につながる結果だどうして満足してないと言える?先月、GPルガーノとシビウ・ツアーで良い感触を得て、その後、リヴィーニョで家族と10日間の休暇を過ごした後、ブエルタ・ア・ブルゴスのためにここに来ました。」

「ここ数年、非常に厳しい状況が続いていただけに、総合2位という結果は大きな意味を持っています。毎日、最高の状態で戦い、気持ちも入っていたので、嬉しい結果となりました。バーレーン・ヴィクトリアスはテンポが良かったので、最後の上りは難しかった。個人的には、先日(第3ステージ)のようにアタックする気分ではなかったので、自分のベストを尽くそうと思ってついていきました。この結果、総合順位が上がって自信になりました。」

☆ロマン・バルデのコメント

「落車以来、背中がとても痛くて、今日(土曜日)はどうしても積極的にできませんでした。受け入れがたいことですが、2日前に転んでしまったことと、完全にブロックされてしまった腰のために、本当にハンディキャップを負ってしまいました。ブエルタに向かうにも理想的ではないし、努力もできない。脚がブロックされていて、右脚に力が入らないので、あと1週間で修復しなければならない。」

第5ステージ順位。以下画像引用”https://www.procyclingstats.com/index.php
ブエルタ・ア・ブルゴス総合順位。

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