ライトは2位、ウルは3位
☆記事
マッズ・ピーダスン(トレック・セガフレード)は、3人の逃げ集団でのスプリントを制し、ツール・ド・フランスで初のステージ勝利を獲得した。このデンマーク人ライダーは、残り300メートルでスプリントを開始し、フレッド・ライト(バーレーン・ヴィクトリアス)とユーゴ・ウル(イスラエル・プレミアテック)を抑え、第13ステージを制覇した。
ピーダスンは12.2km地点で激しいアタックを仕掛け、ウルとライトを引き連れて逃げ集団を分断した。元の集団にはフィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアズ)、ステファン・キュング(グルパマFDJ)、マッテオ・ヨルゲンソン(モビスター)、クイン・シモンズ(トレック・セガフレード)などが含まれていた。3人は逃げの最初は協力し合っていたが、残り数キロでそれぞれがアタックをかけたが、差を広げることには成功しなかった。
ウルは最終盤に最後のアタックをしたが、ピーダスンとライトはすぐに反応し、フラムルージュまで決着がつかず、スプリントに入ることを余儀なくされた。
この3人の中ではスプリント力が高いピーダスンが圧倒的であり、ライトも反応したが、差を縮めることはできず、ライトが2位、ウルが3位となった。
総合順位は特に変動が無かった。
☆【ステージ優勝】マッズ・ピーダスンのコメント
「ついに(ツールで)勝利することができたのは信じられないよ。調子が良いのは分かっていた。最初の1週間でいくつかのチャンスを逃したのは確かです。」
「最後の2週間は僕のような選手にはあまりチャンスがなかったので、今日チャンスを掴んで報われたことは、僕だけでなくチーム全体にとって本当に嬉しいことです。僕だけでなく、チーム全体にとって素晴らしいことだ。僕たちはステージ優勝だけを目指してライダーとここに来たが、今は1勝できた。」
「長い間、2分しかタイム差がなかったから、逃げに入ったのは間違いだと思っていたんだ。今日は、とても厳しいステージだった。みんな本当に限界だったんだ。」
☆【ステージ2位】フレッド・ライトのコメント
「最後の登りで頑張らないといけないと思ったが、正直言って脚がなかった。皆から目を離さなかったが、ピーダスンは最後にとても強かった。逃げ切りに立ち会えたので、その点はよかったと思います。簡単なことではありませんでした。先頭のみんなから目を離さなかったが、ピーダスンにはいつでも勝てないよ。」
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