ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第15ステージ、アレンスマンが初のグランツールステージ優勝

レース

エヴェネプールが超級の山頂でも総合首位を堅持

☆記事

グランツールで初ステージ優勝を飾ったテイメン・アレンスマン。22歳の若きオランダ人の総合系ライダーだ。山岳とTTの能力を高い水準で持つこの選手は当然将来を期待されており、イネオス・グレナディアーズも移籍市場で注目している。”画像引用”

ブエルタ・ア・エスパーニャで、レムコ・エヴェネプール(クイックステップ・アルファビニル)は、超級山岳頂上でフィニッシュするクイーンステージで、総合首位を守る苦しい戦いをしなければならなかった。エンリク・マス(モビスター)とプリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)にタイム差をつけられたものの、リーダージャージをキープした。

テイメン・アレンスマン(チームDSM)は、この日のクイーンステージを逃げ切り勝利し、グランツールで才能を証明した。彼はマルク・ソレル(UAEチーム・エミレーツ)を追い越すためにアタックをかけ、そのまま抜き去り単独で勝利を収めた。

彼の後方では、最後の1kmでログリッチがアタックをかけたが、エヴェネプールはほんの数秒を失っただけで、間違いなく心理的優位性を取り戻した。

マスはアレンスマンから1分23秒遅れでゴールし、ログリッチは1分44秒遅れでゴールした。エヴェネプールは1分59秒遅れでゴールし、ログリッチとの差をわずか15秒に抑えた。

エヴェネプールは現在、総合でログリッチに1分34秒差、マスには2分1秒差をつけている。エヴェネプールは週末の山岳での連戦でタイムを失ったが、休養日の後にもリーダージャージを着ることができる。

☆【ステージ優勝 総合8位】テイメン・アレンスマンのコメント

「ブエルタのクイーンステージで、しかもみんなが話題にしていたシエラネバダで勝ったなんて、本当に信じられないよ。」

「僕はあまり良い調子ではなかった。一人になったとき、400ワットを出すことだけを考えればよかったんだ。それで十分だったし、勝ったなんて信じられないよ。」

☆【総合首位】レムコ・エヴェネプールのコメント

タイムこそ失ったが最大のライバルであるログリッチからは15秒しか失っていない。正直言えば大健闘だろう。この調子で残りの山岳も凌ぎきればまさかの展開も見えてくる。どうか予想を裏切って欲しい。”画像引用”

「明日は休養日だし、怪我もほとんどなくてよかったよ。僕らにとっては良かったよ。」

「3週目はちょっと別の話になる。登りはもう超、超ハードではないんだ。昨日はかなりひどい一日だったが、今日は良くなっていて、ほとんどタイムロスなく走れた。残り2kmのところでプリモシュがアタックしてきたんだ。僕はとてもうまくやれたと思う。」

☆【総合2位】プリモシュ・ログリッチのコメント

登りの序盤は上半身が揺れ辛そうに見えたがやはり不調だったようで。しかしレース中に立て直してアタックも仕掛け、ライバルからタイムを削る姿は流石の一言。”画像引用”

「今日は(日曜日の)体調があまり良くなかった。」

「終盤になってから、ちょっとだけ仕掛けられたんだ。特に登り始めは調子が悪かったのですが、頂上ではもうだいぶ良くなっていました。ステージで勝ちたかった、それが目標だった。でも、私にはその足がなかった。とても大変な登山でした。最終的には満足しています。タイムは、失うより得る方がいいに決まっている。3週目も楽しみですが、明日(月曜日)が休養日であることも嬉しいですね。」

☆ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第15ステージ順位

”以下画像引用”

☆ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第15ステージ終了時点の総合順位

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