ジロ・デ・イタリア第15ステージ、ヴィクトール・カンペナールツが勝利

レース

カンペナールツがゴリツィアで逃げ切り、クベカ・アソス大満足の3勝目を挙げる

☆記事

ジロ・デ・イタリア第15ステージで、ヴィクトール・カンペナールツ(クベカアソス)がグランツール初優勝を果たした。

ベルギー人のタイムトライアルのスペシャリストであり、アワーレコード保持者であるカンペナールツは、15人の逃げ集団の中でアタックをかけ、小さなグループを形成した。

オスカー・リースビーク(アルペシン・フェニックス)だけがカンペナールツについていくことができ、2人はフィニッシュに向けて、お互いにアタックをかけながら戦術的な戦いを繰り広げる。

先頭集団から抜け出したカンペナールツは、リースビークとの距離を縮めるために下り坂でリスクを冒したため、残り6kmの時点で差は16秒にまで広がった。

残り3kmの最後の上りでは、リースビークがプレッシャーをかけ、カンペナールツがアタックをかけて16秒の差をつけて後続を引き離した。 しかし、リースビークは残り1キロのところで差を広げ、後続が迫る中での駆け引きとなった。

しかし、アタック合戦では勝負がつかず、最終的にはスプリント勝負となり、カンペナールツが勝利を収めた。

リースベークは序盤スプリントをリードしたが、カンペナールツが十分な力を発揮して勝利し、アルントは逃げていた5人の小集団で先着して3位に入った。

リースビークは、「一生に一度のチャンスだったと思う、私はミスを犯したかもしれない。 もちろん、彼(カンペナールツ)もとても強かったし、大変だった。本当にがっかりだよ。スプリントしようとしたが、カンペナールツが来てしまった。」と語った。

月曜日には大きな山岳ステージが控えており、集団は逃げ集団を追わず、逃げ切りを許し、先頭がステージ優勝を争うことになった。 集団は休息日状態でゴールしたため、カンペナールツから17分以上も遅れのゆっくりとしたペースでゴールすることとなった。

参考記事

☆雑感

クベカアソス3勝目。そしてカンペナールツは初のグランツール勝利。

最近お世辞にも調子がいいと言えなかったカンペナールツにとっては復活の勝利といえるだろう。

第15ステージ順位。以下画像引用”https://www.procyclingstats.com/index.php
第15ステージを終えての総合順位。

総合6位につけていたエマヌエル・ブッフマンがリタイアしたため、その分繰り上がっている。

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