世界王者ジュリアン・アラフィリップがブエルタ・ア・エスパーニャを落車リタイア

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世界チャンピオンが肩の負傷の疑いで病院に搬送される。

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ジュリアン・アラフィリップは、ブエルタ・ア・エスパーニャの第11ステージ、カボ・デ・ガタまでのステージで落車し、鎖骨骨折の疑いでリタイアを余儀なくされた。残り64km地点で発生した落車で、世界チャンピオンは救急車でレースを後にした。

この事故により、アラフィリップは来月開催される世界選手権でのタイトル防衛に疑いの目を向けられることになった。また、彼の棄権により、リーダージャージーのレムコ・エヴェネプールは、残りのブエルタで彼をサポートするクイックステップ・アルファビニルのチームメイトは5人だけとなってしまった。

アラフィリップは、エヴェネプールやクイックステップ・アルファビニルの他の選手とともにプロトン先頭に向かって走っていたが、右カーブでスリップしてしまった。右肩を抱えながら路肩に座り込んだアラフィリップは、自らのブエルタが終わったことをすぐに悟ったようだった。

救急車に乗せられたアラフィリップの腕にはスリングが巻かれ、メディアはこの事故で鎖骨が折れたと報じた。

アラフィリップは2022年、度重なる不運に見舞われてきた。新シーズンへの準備は病気によって中断され、その後リエージュ~バストーニュ~リエージュでの集団落車で肋骨2本、肩甲骨骨折、肺に穴が開くなどの被害を受けた。

これらの怪我により、アラフィリップは1ヶ月間自転車から離れ、最終的にはツール・ド・フランスの欠場を余儀なくされた。7月下旬のツール・ド・ワロニーのユイの壁での勝利は、彼の運勢を好転させるように見えたが、その後すぐにコロナウイルス陽性によって欠場することになった。

アラフィリップは、第9ステージ前にピーター・セリーがコロナウイルス陽性でリタイアした後、ブエルタを棄権したクイックステップ・アルファビニルの2番目の選手となった。

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