さらば、メッシーナの鮫 ヴィンチェンツォ・ニバリ、2022年末での引退を発表

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故郷メッシーナで行われたジロ・デ・イタリア第5ステージを終えた後、自身の今後を明かすイタリア人選手

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ヴィンチェンツォ・ニバリは、2022年シーズン終了後にプロサイクリストから引退することを明らかにした。シチリア出身の彼は、故郷メッシーナでフィニッシュしたジロ・デ・イタリアの第5ステージ終了後にこの発表を行った。

RAIの番組『Processo alla Tappa』に出演したニバリは、このジロのスタート前に引退の決断をしたと説明した。

「このステージを何年も待っていたんだ。ここで僕はライドとトレーニングを始めたんだ。」

「長い間、たくさんのことをやってきたけど、今がその時なんだ。」

「15歳のときに家を出たことを忘れてはいけない。サイクリングに多くのものを与えたと思う。そして今、僕のために犠牲になってくれたすべての人々に時間を返す時が来たんだ。」

今年のジロでは、故郷のメッシーナに里帰りすることになり、37歳のニバリは、熱烈なファンの前で、そして両親の前で、別れを告げる機会を得た。

「感無量だよ。ジロ・デ・イタリアで故郷のメッシーナに乗り込むことは滅多にないことです。メッシーナやシチリア島にはあまり行かないので、戻ってきたときはいつも特別です。」

「私のキャリアにはたくさんの思い出がありますし、振り返るべきこともたくさんあります。良いことも悪いこともあったし、怪我がキャリアの結果に影響したこともあった。でも、それがサイクリングだ。」

「昨日のエトナ山は、アスタナチームにとっても、私にとっても厳しい1日だった。高い代償を払うことになったが、残りのジロで償うつもりだ。」

「このジロを楽しみたいんだ。昨日は苦しかったけど、調子は悪くない。レースがどうなるか見て、ステージ優勝を狙うか、総合を目指すか決めたいと思います。」

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