タイムトライアルを好成績で終え、3週目を見据えるヴィンチェンツォ・ニバリ

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「過去、僕はいつも3週目にベストを尽くしてきた。」

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ヴィンチェンツォ・ニバリのジロ・デ・イタリアでの名声は、主に3週目の活躍によって築かれてきた。特に、2016年のレース終盤のアルプスでの劇的な反撃は有名だ。

ブダペストで行われた第2ステージのタイムトライアルで12位入賞を果たしたニバリが、ほとんど驚いたように見えたのは不思議ではない。37歳のイタリア人は、9.2kmのコースで繰り返される加速にスムーズに対応できるとは思っていなかったが、優勝したサイモン・イェーツ(バイクエクスチェンジ・ジェイコ)との差を19秒に縮め、多くの総合争いに加わる選手たちとのタイム差をつけたのだ。

「確かに、僕にはあまり向いていないステージだった。自分のタイムを守ろうと思ったんだ。」

「今回のように何度も加速しなければならないステージよりも、もっと単純なタイムトライアルの方が自分には合っていたかもしれないね。でも、フィニッシュのタイムを見たとき、良いタイムトライアルができたと思ったので、満足しています。」とニバリは語った。

総合順位では、ニバリは総合12位につけており、マチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)に30秒差、イェーツに19秒差をつけられている。ジロでは来週、生まれ故郷のシチリアを訪れ、第4ステージのエトナ山頂でのゴールで、彼の展望がより明らかになることだろう。

ジロが始まる前、ニバリは、ミゲル・アンヘル・ロペスが総合優勝を狙うアスタナで自由な役割を果たすことを示唆した。コロンビア人は、ここで42秒のロスに抑える堅実な走りを見せたが、ニバリは、この早い段階で、彼の役割に関するいかなる推測も無意味であると指摘した。

「ステージを走るか、ロペスのために走るか?まあ、なによりも、まず気分がよくないと、そのどちらもできないからね。」

「僕よりチャンスのある選手がいるのは確かだし、まだ第2ステージだから、これからだよ。」

「過去、僕はいつも3週目にベストを尽くしてきた。みんなが疲れ始め、僕の持久力が発揮される頃だ。だから自信はあるけど、この後どうなるかはわからない。いいか、ここでは何も予測できないんだ。」

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