クリテリウム・デュ・ドーフィネ第3ステージ、ゴデュがファンアールトを抑えて勝利

レース

ゴデュが勝利を確信していたファンアールトを差し切る。

☆記事

ダヴィド・ゴデュ(グルパマ・FDJ)は、2級山岳の上り坂で、集団スプリントを行い、ワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィスマ)に勝利し、クリテリウム・デュ・ドーフィネの第3ステージを制した。

ファンアールトはフィニッシュラインに近づくと、両手を上げて喜び、ゴデュが最後に彼を差し切ったことですぐに自分の間違いに気づいた。ファンアールトは、最後の上りでアレクシー・ヴィエルモ(トータルエナジーズ)が脱落したことで、総合首位を取り戻したが、自分のミスを悔やむこととなった。

とはいえ、ゴデュのスプリントのスピードは、ファンアールトの思い込みによるミスがなかったとしても、勝利していたかもしれないほどだった。

ゴデュは完璧なタイミングでヴァン・アートとヴィクトル・ラフェ(コフィディス)を抜き去り、2月のアルガルヴェの丘陵スプリントでの勝利に続く、今シーズン2勝目を挙げた。

クリテリウム・デュ・ドーフィネ2022第3ステージ順位。”以下画像引用”https://www.procyclingstats.com/index.php

総合順位では、ゴデュがファンアールトに6秒差の2位に浮上した。ラフェは12秒差で3位、ファンアールトのチームメイトであるプリモシュ・ログリッチら主要な総合ライダーは16秒差でまとまっている。

クリテリウム・デュ・ドーフィネ第3ステージ終了時点の総合順位。

☆【ステージ優勝 総合2位】ダヴィド・ゴデュのコメント

”以下画像引用”チーム公式Twitter

「ワウト・ファンアールトが腕を上げる前に、すでに彼を抜いているのが見えたんだ。」

「500メートル地点でケヴィン・ジェニエが戻ってくるのが見えたので、彼の後ろに着き、自分には力があると感じ、すべてを出し切った。ワウトを見て、”彼を食ってやる “と自分に言い聞かせ、最後もなんとか食ってやる!”という気持ちでした。」

「3月に問題があっただけに、喜びが爆発しています。言葉が出ないです。年明けからこういう勝利を求めていたのでちょっと感動しています、難しい戦いだらけでしたね。迷いは吹っ切れた。明日は長いタイムトライアルがあるので、そこで自分を試すことができるだろう。」

☆【ステージ2位 総合首位】ワウト・ファンアールトのコメント

「今日一日、チームで頑張ってきただけに、恥ずかしい気持ちです。そして、最後は一人で負けたので、言葉もありません。左側のコフィディスの選手が遅れているのが見えたので、大丈夫だと思ったんです。」

「しかし、私の右に強烈な加速をしてきたダヴィド・ゴデュが迫ってくるのがわからなかった。」

「明日はタイムトライアルがあるので、いい結果が出せると思っている。でも今日の午後は逃げ切りを捕まえるのが大変だったので、たくさん仕事をした。このことが明日のレースで不利にならないように、そして勝つチャンスがあるようにと願っています。」

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