ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第17ステージ、リゴベルト・ウランが逃げ切り勝利し全GTステージ制覇

レース

エヴェネプールが総合を守る

☆記事

ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第17ステージでは、ジェイ・ヴァイン、リチャル・カラパス、テイメン・アレンスマンに続き、リゴベルト・ウランが山頂で逃げ切り勝利を飾った。

2017年以来のグランツールでの勝利となったウランの勝利は、山頂フィニッシュでの逃げ集団のアタック合戦の末に、ローソン・クラドック(バイクエクスチェンジ・ジェイコ)が最後の1kmで捕まり、残り850mでヘスス・エラダ(コフィディス)のアタックが勝利を決定付けるかのように見えた。

しかし、ウランはエラダに追いつき、残り200メートルで追い抜き、スリリングな勝利を収めた。2位にはカンタン・パシェ(グルパマ-FDJ)が入り、その2秒後にエラダが3位となった。

最後の1kmでウランが集団の先頭に立ち、ウランがキャリア15回目の優勝を果たした。

この勝利により、ウランは総合のトップ10に躍り出た。彼は現在、レースリーダーのレムコ・エヴェネプール(クイックステップ・アルファビニル)に9分33秒差の9位につけている。

一方、プロトンのエヴェネプールは、終盤の坂道でエンリク・マス(モビスター)のアタックを受けたものの、総合首位を守りきった。ただし、ジョアン・アルメイダ(UAEチーム・エミレーツ)は、残り1kmのところで飛び出し、タイムを奪った。

エヴェネプール、マス、フアン・アユソ(UAEチームエミレーツ)、ジャイ・ヒンドレー(ボーラ・ハンスグローエ)、カルロス・ロドリゲス(イネオス・グレナディアーズ)はアルメイダから13秒以内に入り、ミゲル・アンヘル・ロペス(アスタナ)はさらに5秒遅れ、テイメン・アレンスマン(チーム DSM)は総合で49秒遅れをとっている。

☆【ステージ優勝 総合9位】リゴベルト・ウランのコメント

「勝つということは、いつでもとても嬉しいことです。ブエルタについては、長年追い求めてきた目標です。なぜなら、ジロとツールですでに優勝しているのですから……。」

「そして今、ここにグランツールのスペシャリストとして、とても幸せな気持ちです。今日(水曜日)は、私にとってとても特別な日です。優勝できたことは、本当にうれしいです。チームと、これを可能にしてくれたすべての人たち、家族……そして自分自身に感謝している。なぜなら、自分を信じることができるのは、まず自分自身だからだ。目標に到達できないときは、しばしば現実的にならざるを得ないが、今日はハッピーだ。この場を借りて、家族の問題でレースを離れなければならなかった監督に敬意を表したい。」

「前方にはとても速いライダーが何人かいて、もちろん、自分は総合でトップだったので、少しエネルギーを使わなければならなかった。ソレルのようなライダーはとても強いので、気をつけなければならなかった。」

「そして、残り300メートルでようやくチャンスが訪れ、今しかないと自分に言い聞かせたのです。その結果、僕にとっても、チームにとっても、そして僕のキャリアにとっても、とても素晴らしい一歩を踏み出すことができたんだ。この勝利は、常に信じること、戦うことを意味しています。しかし、大切なのは、毎日、良い姿勢で、幸せな気持ちで起き上がり、決して希望を失わないように努力することなのです。これは私の人生に活かされていることだ。」

☆【ステージ2位】カンタン・パシェのコメント

「グランツールでの最高のパフォーマンス、それはもう素晴らしいことです。」

「最後の上りは、何度もペースが変わりましたが、これまでにないほど頑張りました。200メートル地点で、まだ可能性があると判断して頑張ったら、ウランの後ろで死んでしまった…。いい脚をしていたのに、悔しいです。勝利を本当に信じていたんです、遠くない未来に。」

「今日(水曜日)、僕より強いヤツがいた、それだけだ。まだ大きな山岳ステージが残っているが、今日は自分のカードをうまく使うことができた。」

☆ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第17ステージ順位

”以下画像引用”

☆ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第17ステージ終了時点の総合順位

コメント

タイトルとURLをコピーしました