クリテリウム・デュ・ドーフィネ第4ステージ、タイムトライアルをフィリッポ・ガンナが制する

レース

ファンアールトがさらに総合のリードを拡大

☆記事

フィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアズ)は、クリテリウム・デュ・ドーフィネの31.9kmのタイムトライアルで期待に応えて勝利し、総合首位のワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィスマ)は2.3秒遅れのステージ2位で、すべてのライバルにタイム差をつけて総合リードを拡大させることに成功した。

タイムトライアルの世界チャンピオンであるガンナは、リヨンの西に位置するフランス中央部の田舎道を平均時速54kmで駆け抜けた。

リーダージャージを着て最後尾からスタートしたワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィスマ)は、前を走っていたのヴィクトル・ラフェ(コフィディス)とダヴィド・ゴデュ(グルパマ・FDJ)を追い抜き、第3ステージで敗れたスプリントの雪辱を果たすべく最良のスタートを切った。

ファンアールトは11.6km地点でガンナより10秒速いタイムを記録したが、その後やや遅れ、残り10.9km地点で10秒遅くれとなった。そして最終的に35分34秒と2.3秒遅れでフィニッシュした。

3位にはイーサン・ヘイター(イネオス・グレナディアズ)が入った。イギリスのタイムトライアルチャンピオンは、ガンナより17秒遅い35分49秒のタイムを記録した。イタリアのマティア・カッタネオ(クイックステップ・アルファビニル)は39秒で4位となった。

クリテリウム・デュ・ドーフィネ2022第4ステージ順位。”以下画像引用”https://www.procyclingstats.com/index.php

総合争いではファンアールトは現在、カッタネオに53秒の差をつけてリードしており、チームメイトのプリモシュ・ログリッチは56秒差で3位につけている。ヨナス・ヴィンゲゴーは1分26秒で4位となり、ユンボ・ヴィスマの強さを証明した。

クリテリウム・デュ・ドーフィネ第4ステージ終了時点の総合順位。

☆【ステージ優勝】フィリッポ・ガンナのコメント

「ホットシートでの長い一日だったが、最終的にはこのシートから立ち上がらないことが重要だ。ワウトは本当に惜しいところまで来たが、私が勝ったのはラッキーだった。」

「今朝、雨が降っているのを見たときは、今日はスーパーデイになるとは思わなかったが、その後、太陽に恵まれ、コースは皆にとってドライになった。つまり、誰にとっても同じコンディションだったということだ。これは比較する上で重要なことだ。」

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