ユアンがスプリントでコルブレッリを破り、キュングが総合首位へ。
☆記事
カレブ・ユアン(ロット・スーダル)は、マーストリヒトとリエージュに近いベルギー・リンブルフの丘陵地帯で192kmのレースでパワーとスプリント力を駆使してベネルクス・ツアーの第5ステージを制した。
What a day at the #BeneluxTour 😍 pic.twitter.com/oHVTnrEZHD
— Lotto Soudal (@Lotto_Soudal) September 3, 2021
バーレーン・ヴィクトリアスは、曲がりくねったラスト1kmでソニー・コルブレッリのためにスプリントを仕掛けた。
イタリアのナショナルチャンピオンであるコルブレッリは、早めにスプリントを仕掛けたが、ゴール前でユアンに抜かれてしまい、ユアンはツール・ド・フランスで落車して以来の勝利を手にした。
コルブレッリが2位、ダニー・ファンポッペル(アンテルマルシェ・ワンティゴベール)が3位、ペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)が4位、ジャスパー・ストゥイヴェン(トレック・セガフレード)が5位に入った。
第2ステージのタイムトライアルで優勝したステファン・ビッセガー(EFエデュケーション・NIPPO)が集団から脱落したため、ステファン・キュング(グルパマ・FDJ)がリーダージャージを獲得した。
ルーク・ダーブリッジ(バイクエクスチェンジ)は彼から2秒しか離れておらず、クリストフ・ラポルト(コフィディス)が6秒差で総合3位につけている。
☆別府史之選手
EFエデュケーション・NIPPOから出場している別府史之選手は先頭から19分10秒遅れのの139位でゴールしている。
リーダージャージを着用していたステファン・ビッセガーが6分近く遅れてしまい、総合圏外へ転落。EFエデュケーション・NIPPOにとっては苦しいステージとなった。
☆カレブ・ユアンのコメント
Boom👊👊 Good to be back! Thanks @Lotto_Soudal pic.twitter.com/AoTPr6pRjV
— Caleb Ewan (@CalebEwan) September 3, 2021
「スプリントを開始したとき、脚の調子がどうなるかわからなかったが、一般的には、上り坂でのフィニッシュは自分に合っていると思う。」
「しかし、今日はとても厳しい一日でした。残り50kmのところで早くもアタックがかかっていたので、簡単には勝てませんでしたが、とても満足しています。私のチームは素晴らしい仕事をしてくれました。」
「残り50kmのところでアタックが始まったので、簡単には勝てませんでした。だから後半は数人減ってしまったんだ。でもティム(ウェレンス)が残り2.5キロのところで僕をとてもいいポジションにつけてくれて、それが僕たちが必要としていた場所だったんだ。 」
「この勝利は私にとって重要なものです。僕はベルギーのチームで走っているので、自分のチームの母国で勝つのはいつでも嬉しいことです。ここでの勝利は僕にとって初めてのことで、自分の記録に残すことができてうれしいです。」
コメント