ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージ、ヤコブセンが最高の誕生日を演出

レース

スプリントで今ブエルタ3勝目を飾る。

☆記事

ファビオ・ヤコブセン(ドゥクーニンククイックステップ)は、ブエルタ・ア・エスパーニャで25歳の誕生日を迎える日にスプリント勝負を制して今大会3勝目を挙げた。

ドゥクーニンク・クイックステップは、ラスト2kmでトレインの主導権を握った。ヤコブセンはチームメイトのトレインを見失ったが、最終1kmで先頭付近のポジションを守るとその後はスピードに乗ったスプリントで勝利した。

マッテオ・トレンティン(UAEチームエミレーツ)はヤコブセンに挑戦したが、3位に留まり、ネオプロのヨルディ・メーウス(ボーラ・ハンスグローエ)が2位を獲得した。マイケル・マシューズ(バイクエクスチェンジ)は4位。

第16ステージ順位。画像引用”https://www.procyclingstats.com/index.php

総合首位のオッド・クリスティアン・エイキング(アンテルマルシェ・ワンティゴベール)は、無事にレースを終えて総合のリードを維持し、明日の山岳ステージに臨む。

☆ファビオ・ヤコブセンのコメント

「誕生日はいつもいい日だけど、この勝利には感無量だよ。」

「今日見たのはまさに “ウルフパック “だったと思う。登りで落とされた僕を、みんなが待っていてくれて、復帰させてくれて、僕が勝ったんだ。私にできることは、短くて速いスプリントで勝つことだけです。今日は他のことはすべて彼らがやってくれました。」

☆マッテオ・トレンティンのコメント

「プロトンの先頭でみんながとてもいい仕事をしてくれました。プレッシャーをかけることができましたが、まだ道のりは長かったです。スプリントのためのポジショニングは良かったが、ファビオ・ヤコブセンは非常に調子が良く、今のところ倒すのは難しい。これからは山岳ステージに集中して、勝利を目指します。」

☆ヨルディ・メーウスのコメント

「決勝はトリッキーでしたが、チームは素晴らしい仕事をしてくれました。最後の1kmで少し迷ったが、それでも前に出ることができた。」

「私は好位置につけていましたが、正直に言うと、ヤコブセンのほうが速かったのです。今、私はスプリントでとても良いことができると思っています。」

「しかし、ブエルタは私にとって初めてのグランツールであり、経験豊富なライダーとの対戦では、まだスピードが足りません。いずれにしても、この好成績は将来に向けての大きな自信になります。」

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