【別府史之選手出場】ベネルクス・ツアー第2ステージ、ステファン・ビッセガーがタイムトライアルを勝利

レース

ビッセガーがアッフィ二に15秒差をつけて総合首位も獲得

☆記事

ステファン・ビセガー(EFエデュケーション・ニッポ)は、ベネルクス・ツアーの第2ステージ11.1kmのタイムトライアルで優勝し、その圧倒的な走りで総合首位を獲得した。

ビッセガーは、パワーとエアロダイナミクスを駆使したタイムトライアルで12分08秒を記録した。このタイムは、エドアルド・アッフィニ(ユンボ・ヴィスマ)より15秒、ヨーロッパのタイムトライアルチャンピオンであるステファン・キュング(グルパマ・FDJ)より19秒速かった。

ロンド・ファン・フランデレンを制したカスパー・アスグリーン(ドゥクーニンク・クイックステップ)は21秒差で4位に入り、総合優勝候補として残った。トム・デュムラン(ユンボ・ヴィスマ)はビッセガーより23秒遅れの6位でゴールした。

第2ステージ順位。以下画像引用”https://www.procyclingstats.com/index.php

レムコ・エヴェネプール(ドゥクーニンク・クイックステップ)は、意外にもペースが上がらず、ビッセガーより52秒遅い12分47秒のタイムで18位に終わった。

総合優勝を期待されていたが、第1ステージでは先頭集団の中でパンクし、57秒を失っている。そして、タイムトライアルの前に胃腸の調子が悪いことを明かしていた。

☆別府史之選手

別府史之選手はベネルクス・ツアー第2ステージのタイムトライアルを1分33秒遅れの109位でフィニッシュしている。

EFエデュケーション・NIPPOはステージ優勝したビッセガー以外にもセバスティアン・ラングフェルドが35秒遅れの12位と好成績でステージを終えている。

EFエデュケーション・NIPPO第2ステージ順位。

☆ステファン・ビッセガーのコメント

「今回のベネルクス・ツアーは、デビュー戦のツール・ド・フランスを終えてから初めてのロードレースです。自分のベストを尽くすことができ、幸運にもそれが勝利につながりました。」

「常に海からの向かい風と、横風・向かい風が吹いていて、最初の部分はかなりハードで、全力でアタックしなければなりませんでした。一生懸命にペダルを踏んでも50km/hも出ないので、腹立たしい思いをしました。無理してスプリットをしなければならなかった。」

「その後、追い風が吹いて時速60kmで走れるようになったので、喜びが戻ってきて、痛くても楽しめるようになったんだ。」

(直前に事故にあったことについて)「金曜日に車にはねられて、危うくベネルクス・ツアーに参加できないところだった。手首を痛めただけで済んだのは幸運でした。でも、かなり痛んでいたので、スタートできるかどうかわからなかったんだ。」

「医者は、レースでこれ以上怪我をすることはないと言っていたが、昨日はスピードのある段差や道路が多く、かなりハードだった。TTの最後の段差はちょっと怖くて、一番痛かったけど、うまくいってよかったよ。勝利がここ数日の苦しみを返してくれたんだ。」

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