ビッセガーがアッフィ二に15秒差をつけて総合首位も獲得
☆記事
ステファン・ビセガー(EFエデュケーション・ニッポ)は、ベネルクス・ツアーの第2ステージ11.1kmのタイムトライアルで優勝し、その圧倒的な走りで総合首位を獲得した。
“I gave my best and luckily it was enough to win."
— EF Pro Cycling (@EFprocycling) August 31, 2021
Congrats to Stefan Bissegger on winning the time trial at the #BeneluxTour today. Our Swiss ace put on a show of pure speed and power in the Netherlands 🇳🇱 🚀 He is now the race leader and you’ll see him in blue tomorrow 👏 pic.twitter.com/b5JF5X4NCh
ビッセガーは、パワーとエアロダイナミクスを駆使したタイムトライアルで12分08秒を記録した。このタイムは、エドアルド・アッフィニ(ユンボ・ヴィスマ)より15秒、ヨーロッパのタイムトライアルチャンピオンであるステファン・キュング(グルパマ・FDJ)より19秒速かった。
ロンド・ファン・フランデレンを制したカスパー・アスグリーン(ドゥクーニンク・クイックステップ)は21秒差で4位に入り、総合優勝候補として残った。トム・デュムラン(ユンボ・ヴィスマ)はビッセガーより23秒遅れの6位でゴールした。
レムコ・エヴェネプール(ドゥクーニンク・クイックステップ)は、意外にもペースが上がらず、ビッセガーより52秒遅い12分47秒のタイムで18位に終わった。
総合優勝を期待されていたが、第1ステージでは先頭集団の中でパンクし、57秒を失っている。そして、タイムトライアルの前に胃腸の調子が悪いことを明かしていた。
☆別府史之選手
別府史之選手はベネルクス・ツアー第2ステージのタイムトライアルを1分33秒遅れの109位でフィニッシュしている。
EFエデュケーション・NIPPOはステージ優勝したビッセガー以外にもセバスティアン・ラングフェルドが35秒遅れの12位と好成績でステージを終えている。
☆ステファン・ビッセガーのコメント
「今回のベネルクス・ツアーは、デビュー戦のツール・ド・フランスを終えてから初めてのロードレースです。自分のベストを尽くすことができ、幸運にもそれが勝利につながりました。」
「常に海からの向かい風と、横風・向かい風が吹いていて、最初の部分はかなりハードで、全力でアタックしなければなりませんでした。一生懸命にペダルを踏んでも50km/hも出ないので、腹立たしい思いをしました。無理してスプリットをしなければならなかった。」
「その後、追い風が吹いて時速60kmで走れるようになったので、喜びが戻ってきて、痛くても楽しめるようになったんだ。」
(直前に事故にあったことについて)「金曜日に車にはねられて、危うくベネルクス・ツアーに参加できないところだった。手首を痛めただけで済んだのは幸運でした。でも、かなり痛んでいたので、スタートできるかどうかわからなかったんだ。」
「医者は、レースでこれ以上怪我をすることはないと言っていたが、昨日はスピードのある段差や道路が多く、かなりハードだった。TTの最後の段差はちょっと怖くて、一番痛かったけど、うまくいってよかったよ。勝利がここ数日の苦しみを返してくれたんだ。」
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