総合12位につけていたチッコーネは「受け入れるのは難しい。」と語る。
☆記事
ジュリオ・チッコーネ(トレック・セガフレード)は、ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージの最初の1kmで落車をしてしまい、リタイアを余儀なくされた。
#LaVuelta
— Trek-Segafredo (@TrekSegafredo) August 31, 2021
Very bad news from the race: our GC leader @giuliocicco1 forced to abandon after the early crash, impossibile for him to continue
More update later pic.twitter.com/4CQzD1GEgU
落車の際にチェーンリングが膝に当たったようで、チッコーネは立ち上がったが、チームによると「右膝の内側に裂傷した挫傷性の深い傷がある。」とのこと。その後、彼は涙を流して棄権することになってしまった。
チームによると、ブエルタの医療スタッフとチームドクターのエミリオ・マグニの治療を受けた後、サンタンダールの病院でさらに調査を行ったところ、X線検査の結果、右股関節と右脛骨に骨折は見られなかったという。
彼がグランツールで落車するのは、今シーズン2度目だ。5月、ジロ・デ・イタリアで総合6位につけていたチッコーネは、第17ステージの下りで、チームメイトのヴィンチェンツォ・ニバリ、ドゥクーニンク・クイックステップのレムコ・エヴェネプールとともに高速で落車している。
☆ジュリオ・チッコーネのコメント
「とても受け入れがたい状況です。本当に申し訳ありませんでした。ジロに続き、ブエルタでもレースの重要な局面で棄権せざるを得なくなりました。」
「落車の後、痛みが強くても再スタートしたいと思っていた。本当に諦めたくなかったのですが、一時はもうペダルを踏めなくなりました。不運でレースを降りるのは意味がない。乗り越えなければならないが、今は簡単ではない。」
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