ユンボ・ヴィスマのエースが総合リーダージャージを取り戻す。
☆記事
🇪🇸 #LaVuelta21
— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) September 1, 2021
A man on a mission. 🥰 pic.twitter.com/HIFO6C2vST
ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージでは、プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)が、争いの口火を切ったエガン・ベルナル(イネオス・グレナディアス)を引き離してリーダージャージを獲得し、ブエルタ・ア・エスパーニャ3連覇に向けて決定的な一歩を踏み出した。
雨に濡れたアストゥリアスの午後、総合争いでのログリッチの優位性は論を待たないだろう。しかし、この劇的な勝利は、残り61kmで野心的なアタックを仕掛けたベルナルに負うところが大きい。 ログリッチはベルナルの加速についていく力のある唯一の選手で、そのライバルと協力して後続との差を一時は2分以上に広げた。
最後の上り坂を前に、その差は縮まっていったが、ログリッチの見せ場はまだ始まったばかりだった。残り12kmの時点でログリッチは確実にレースの主導権を握り、残り7.6kmの時点でベルナルとの差を広げてしまった。
ログリッチはそのまま単独でゴールし、チームメイトのセップ・クスは1分36秒で2位争いのスプリントを制し、ミゲル・アンヘル・ロペス(モビスター)、アダム・イェーツ(イネオス)、エンリク・マス(モビスター)、ジャック・ヘイグ(バーレーン・ヴィクトリアス)、ベルナルがいる集団をリードした。
総合成績では、ログリッチがマスに2分22秒、ロペスに3分11秒の差をつけている。ベルナルは1つ順位を上げて6位となったが、ログリッチとの差は4分29秒となっている。
☆プリモシュ・ログリッチのコメント
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Back in red. ❤️ pic.twitter.com/OYdzBqJveZ
「レースだから、最終的には何も考えずに彼(ベルナル)についていったんだ。それから、『かなり遠いし、最後にはかなりきつい登りが待っている』と考えていましたが、うまくいきました。本当のショー、本当のレースだったんだ。」
「最後の登りで勝負を決めたわけではなく、できるだけ速く登ろうとした。その時点でエガンはもうついてこなかったので、僕は一人で行ったんだ。」
☆エガン・ベルナルのコメント
「走り続けるのは好きではないが、そうしなければならない時もある。でもこれが本当のサイクリングなんだ。でも、これが本当のサイクリングなんだ。このブエルタの間、僕はずいぶんと苦しんできたが、ようやくいい脚ができた。」
「ログリッチの勝利に貢献できてうれしいよ。彼はレースをリードしていたし、僕についてきてくれたし、平地では交代していた。今日は彼が一番強かったし、彼のためにも良かったと思う。」
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