集団スプリントでコカールが2位、クリストフが3位を獲得
☆記事
ペーター・サガンは、ツール・ド・スイス第3ステージで、ブライアン・コカール(コフィディス)とアレクサンドル・クリストフ(アンテルマルシェ・ワンティゴベール)を抑え、トタルエナジーズでの初優勝を飾った。
ペーター・サガンのキャリアにおいて18回目となるツール・ド・スイスでのステージ勝利となった。
「ただステージ優勝しただけだ」とサガンは主張したが、その時の彼の笑顔と、フィニッシュ直後にトタルエナジーズの選手たちが列をなして祝福した光景が、その勝利の大きさを物語っていた。
サガンは昨年9月のツアー・オブ・スロバキアで総合優勝を飾って以来、いかなるレースでも勝利しておらず、ワールドツアーでの最後の勝利は昨年のジロ・デ・イタリアの第10ステージに遡る。
この間、サガンは膝の負傷によりツール・ド・フランスをリタイアし、トタルエナジーズの新スタートの序章を病気で台無しにしてしまった。その結果サガンはロンド・ファン・フランデレンとパリ~ルーベの両方を欠場してしまっている。
GPカントン・アールガウやツール・ド・スイスの初日には苦戦したものの、サガンは闘争の意志を示し、彼のトタルエナジーズの牽引にアンテルマルシェ・ワンティゴベールを手伝わせて、その日の早い逃げを吸収させる手助けをさせた。
最後のスプリントではクリストフのチームメイトであるアンドレア・パスカロンがスプリントをリードしていたが、サガンはイタリア人が牽引を終えるのを待たなかった。距離を取ってクリストフを先行し、さらにコカールの逆転を阻止した。
イエロージャージは先頭集団で安全にゴールしたスティーヴン・ウィリアムズ(バーレーン・ヴィクトリアス)がいまだキープしている。
☆ペーター・サガンのコメント
「チームメイトとチームスタッフ全員に感謝したい。彼らは素晴らしい仕事をした。」
「ここ4、5カ月は、決して楽ではありませんでした。これだけ長い間レースに出ていないと、復帰するのは難しいですね。病気やその他の問題で3カ月間レースに出ていなかったので。と思ったものです。もちろん勝つのは嬉しいことですが、ツール・ド・フランスまでの積み重ねを続けていけたらと思います。」
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