ポイント賞首位のマッズ・ピーダスンが今大会初のステージ優勝。
☆記事

ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージで、マッズ・ピーダスン(トレック・セガフレード)がスプリント勝負を制し、パスカル・アッカーマン(UAEチーム・エミレーツ)の早駆けを追ったブライアン・コカール(コフィディス)は2位に入った。
モンティージャへの浅い上り坂では、主要WTチームが順位を競い合った。モビスター、イネオス・グレナディアーズ、ボーラ・ハンスグローエがラスト2kmで先頭を走り、バーレーン・ヴィクトリアスが残り1kmでフレッド・ライトで、ステージ優勝を狙った。
ユンボ・ヴィスマは、プリモシュ・ログリッチの順位アップを狙い、フィニッシュまで800mの最終右コーナーに集団で突入したが、すぐにブエルタの強豪スプリンターによる勝負へと発展していった。
トレック・セガフレードは、アッカーマンがアタックを開始すると同時に、ピーダスンを集団前方に配置した。しかし、ピーダスンは残り300mでアタックをかけ、このドイツ人スプリンターを大きく引き離した。
この勝利はトレック・セガフレードにとって初の勝利であり、ブエルタでの大きな目標であると同時に、ポイント賞での勝利も確実なものとなった。
☆【ステージ優勝】マッズ・ピーダスンのコメント
「今日はみんな本当によく頑張った。ようやく勝利することができたし、これまで彼らがしてくれたことをすべて返すことができた。だから、本当にうれしいよ。」
「アレックス(キルシュ)が最終コーナーで私をアシストしたのは知っているよね。だから、彼らが良いテンポで走り、パスカルが早くアタックし、私も一緒にアタックしたことは完璧だった。」
「でもアッカーマンの早駆けについていったのでとても長いスプリントになった。今日は330mのスプリントだったよ。」
「ステージ優勝のためにここに来たし、もう一つ手に入れたし、これからも戦い続けるよ。ジャージ争いを続けるためにサム(・ベネット)がここにいれば良かったのだが、我々はステージ争いを続け、どうなるかを見るつもりだ。」
☆【ステージ2位】ブライアン・コカールのコメント
「チーム全体が素晴らしい仕事をしたし、チモ(ダヴィデ・チモライ)も素晴らしい仕事をした。」
「相手はピーダスンだとわかっていた。彼はロングスプリントをしたんだ。スプリントもうまくいったと思うが、スタートでかなり遅れてしまった。」
「アッカーマンの出番か?まったく期待していなかった。300mでのスプリントを見たとき、どこに行くんだろうと思った。すぐに大きなギャップができたので、少しずつ縮めていったが、勝つには十分ではなかった。マッズ・ピーダスンの方が強かった…ワールドツアーレースで2位になり、今年の私の実績に加わった。」
☆ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第13ステージ順位

☆ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第13ステージ終了時点の総合順位

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