ツール・ド・ポローニュ第1ステージをバウハウスが制する

レース

今期絶好調なバーレーン・ヴィクトリアスのドイツ人スプリンターがステージ勝利

☆記事

フィル・バウハウス(バーレーン・ヴィクトリアス)が、ツール・ド・ポローニュの第1ステージで勝利を飾った。

バウハウスは、タイミングよくスプリントを行い、石畳で行われたゴールスプリントで早掛けをしたアルバロ・ホセ・ホッジ(ドゥクーニンク・クイックステップ)を差し切った。

第1ステージ順位。以下画像引用”https://www.procyclingstats.com/index.php

レース終盤にバウハウスとバーレーン・ヴィクトリアスは、ドゥクーニンク・クイックステップがスプリントに向けて集団のペースを上げていくのを容認していた。

そして、残り300メートルの5%の勾配のある石畳の上り坂で、ホッジが強烈なアタックを仕掛けた。しかし、バウハウスは反応せず、自分にベストなタイミングでスプリント勝負を展開し、ホッジとの差を縮めてステージ優勝を果たした。

総合成績ではバウハウスがホッジに4秒の差をつけており、逃げたエフゲニー・フェドロフ(アスタナ・プレミアテック)が4秒差の3位、オフステテールが6秒差の4位に着けている。

第1ステージ終了時点の総合順位。

ところで、ツール・ド・ポローニュのスプリントステージとのことで思い出す方も多いだろう、去年の落車。

昨年のツール・ド・ポローニュで設定された下りスプリントで、ファビオ・ヤコブセン(ドゥクーニンク・クイックステップ)が、ディラン・フルーネウェーヘン(ユンボ・ヴィスマ)による斜行によってゴールバリアに叩きつけられ、頭部に重傷を負った。

この恐ろしい高速での落車事件を受けて、主催者はレースの安全性向上に努めてきた。

主催者は、衝突の衝撃を吸収し、危険性からライダーをよりよく保護するBoplan社のプラスチック製バリアを設置するとともに、カトヴィツェのような不必要に危険な下りフィニッシュをコース設定から取り除いた。

起きてはならない事故だったが、このように選手たちの安全が守られるように改善されたのは不幸中の幸いだと思う。

☆フィル・バウハウスのコメント

「今日(月曜日)は素晴らしい結果を得られると確信していました。私たちは素晴らしいシーズンを過ごしており、このレースのためにしっかりと準備をしてきました。」

「チームはこの長いステージをうまくコントロールしてくれました。ケヴィン(インケラー)とアシストを受けて一緒にほぼ最初から走っていました。ラスト1kmでマテイ(モホリッチ)がうまくアシストしてくれた。」

「その後、ガビリアの後ろに着いた。しかし、彼はいきなりホッジに隙間を空けてしまったので、ちょっと不安になりました。上り坂ではホッジの後ろを追わなければなりませんでしたが、最後の50メートルでエネルギーを蓄えてホッジを追い越すことができました。」

☆アルバロ・ホセ・ホッジのコメント

「チームは素晴らしい仕事をしてくれました。ステージ全体をリードし、スプリントでは完璧にアシストしてくれました。決勝はハードで、何人かの選手が早く行きたがっていたので、彼らの攻撃を予測していました。」

「勝利につながると思っていましたが、他のライダーがより速く、より良い脚を持っていました。いずれにしても、このような結果で表彰台に立てたことは、今週の残りの期間に自信を持つことができる良い結果だと思います。」

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