なお事故後逃亡し、現在行方不明の模様。
☆記事
第1ステージで大クラッシュを起こした原因となったツール・ド・フランスの観客が、レース主催者から訴訟を起こされる可能性が出てきた。
レースの副ディレクターであるPierre-Yves Thouaultはメディアに対し、「私たちは、あまりにもひどい振る舞いをしたこの女性を訴えます。このようなことをするごく少数の人たちが、みんなのためのショーを台無しにしないようにするためです。」と語った。
事件が起きたのは、残り45km地点でペロトンが単独で逃げているイーデ・スヘリンフ（ボーラ・ハンスグローエ）を追いかけているときだった。ユンボ・ヴィスマは、ヘーシンクとトニー・マルティンの牽引でペロトンをリードしていたが件の女性はそこにいた。
🚴🏼♂️ Première grosse chute sur le Tour de France #TDF2021 @francetvsport @France2tv pic.twitter.com/ZaIk3q7gpa
— Guillaume Daret (@GuillaumeDaret) June 26, 2021
「Allez Opi-Omi」（ドイツ語で祖父母を指す愛称）と書かれた大きな看板を持った女性の観客は、プロトンに背を向け、看板をハンドルバーと同じ高さで道路に突き出していた。マルティンは、狭い道の脇にファンが増え、深い側溝のようなものがあったため行き場を失い、看板にぶつかってしまう。
マルティンは当然落車し、それから連鎖反応を起こしたようにプロトンのほぼ全員が落車してしまった。
レキップによると、当局は事件を起こした人物を現在も探しているとのことです。 国家憲兵隊は、「安全または慎重さの義務に対する明らかに意図的な違反」について調査している。
この事故は、ステージ上の2つの事故のうちの1つで、ヤシャ・ズッタリン（DSM）が手を負傷して病院に搬送されました。しかし、幸いなことに骨折の疑いはないようだ。他にも8名の選手がレースドクターの治療を受け、さらに多くの負傷者が出た。
残り7.9km地点では、再びプロトン内でのタイヤの接触による2度目の落車が発生し、さらに多くの負傷者が出た。このステージでは、少なくとも25名の選手が負傷し、マルク・ソレル（モビスター）、シリル・ルモワンヌ（B&BホテルズKTM）、イグナタス・コノヴァロヴァス（グルパマ・FDJ）らがレースをリタイアした。
☆トニー・マルティンのコメント
「クラッシュするまではすべてコントロールできていた。観客の看板にぶつかってしまったのです。すべてがあっという間に終わってしまい、突然、チームのほとんど全員が地面に倒れてしまいました。」
「多くの観客は敬意を持って行動してくれるが、残念ながらこの観客はそうではなかった。幸いなことに、プリモシュはうまく切り抜けた。自分や他の選手たちの身体的ダメージが最小限に抑えられることを願っている。」
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