☆記事
先週のブエルタの結果は、ワールドツアーの降格争いに波乱をもたらすことはなかった。降格圏に入っている2チーム(19位と20位)はまだロット・スーダルとイスラエル・プレミアテックだ。
後者は日曜日にツアー・オブ・ブリテンでコービン・ストロングが、メリーランド・サイクリング・クラシックでセップ・ヴァンマルケがそれぞれ素晴らしい勝利を収めたにもかかわらず、ほぼ降格が運命づけられているように見える。降格圏より上では、EFエデュケーション・イージーポストとチームバイクエクスチェンジ・ジェイコの2チームが、19位からポイントが離れているため、少し状況が変わってきている。
順位表を見ると、モビスターとロット・スーダルの18位争いが始まっているようだ(両チームの差は310ポイント)。エンリク・マスの総合3位入賞でモビスターチームは575ポイント(総合2位は680ポイント)を獲得し、ライバル数チームを一気に追い抜くことができ、2023年から2025年のワールドツアーに残留する可能性が非常に高くなる。
このスペイン人クライマーがブエルタ・ア・エスパーニャめ総合表彰台に乗ることが出来るか否かが、チームの運命を大きく左右する。
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