クリス・ハミルトン。チームDSMとの契約を2023年末まで延長。

2017年のプロデビューから続く契約を更に延長へ。

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チームDSMは、ジロ・デ・イタリアの第12ステージで2位を獲得したクリス・ハミルトンと、2023年末までの契約を結んだことを発表した。

Delighted to announce I've extended with @TeamDSM for two more years! pic.twitter.com/OtPzoaY32c
— Chris Hamilton (@ChrisHamo_) June 7, 2021

ハミルトンのプロとしてのキャリアの中で、最高のリザルトであり、26歳の彼が最後に勝利したのは、2016年のオーストラリア・ロード・ナショナル・チャンピオンシップでU23のタイトルを確保したときだ。

彼は普段からチームメイトのアシストに貢献しており、普段は山岳アシストの一員として活躍しているが、必要とされる役割にはすぐに参加し、確実にこなす。このことからチームは、ハミルトンが年々着実に成長を続ける優れたライダーであると評価している。

チームDSMのコーチング責任者であるルディ・ケムナは、「クリスはバイクの内外でチームに付加価値をもたらしてくれています。クリスは、重要なアシスト役として、また時には完走者としても、チームに素晴らしい結果をもたらすために貢献し続けることができると確信しており、そのための強固な基盤を一緒に築いていきたいと考えています。」

今年のジロ・デ・イタリアでは、エースのロマン・バルデのサポート役としてステージでの表彰台を獲得したほか、2019年のツアー・ダウンアンダーでは総合6位、新人賞ジャージも獲得し、ツール・ド・ポローニュでは総合8位に入っている。

元々はマウンテンバイクでレースを始めたこの選手は、2016年にロードレースに転向した。2015年にはクリテリウムのU23選手権で優勝し、翌年にはルーカス・ハミルトンを破ってU23のロードタイトルを獲得、さらにヘラルド・サン・ツアーではGC8位に入賞するなど、それまでにすでにオーストラリアのレースで頭角を現していた。これらの結果によって、現在のチームが彼に注目するきっかけとなった。