ヴィンチェンツォ・ニバリが単独アタックでステージ&総合優勝を勝ち取る。
☆記事
ヴィンチェンツォ・ニバリ(トレック・セガフレード)は、ジロ・ディ・シチリアの最終ステージで優勝し、アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)から総合優勝を奪い、久々の勝利に涙した。
Today @vincenzonibali looked really moved after his win at @ilgirodisicilia, like only few times happened in his career 🦈
— Trek-Segafredo (@TrekSegafredo) October 1, 2021
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メッシーナ出身である36歳のニバリは、残り22kmでエトナ山にある重要な登りでアタックをかけ、その後は一度も振り返ることなく先頭でゴールした。
And in the end, the Shark prevails 🦈
— Trek-Segafredo (@TrekSegafredo) October 1, 2021
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後続のロマン・バルデ(チームDSM)らを引き離し、バルベルデとの40秒に開いた差を後続は埋めることができなかった。ニバリは、ゴールまでの下り坂の隅々まで熟知しており、更にリードを49秒まで拡大した。
ニバリはゴールで観客に手を振り、故郷メッシーナの近くで開催されたホームレースで優勝したこと、そしてトレック・セガフレードでの2年以上の無敗記録を更新したことに気づいて涙を流した。また、プロとして地元シチリア島での初勝利となった。
ステージ2位はシモーネ・ラヴァネッリ(アンドローニ・ジョカットーリ)が制し、アレッサンドロ・コーヴィ(UAEチームエミレーツ)が3位に入った。

総合優勝は46秒差でニバリがバルベルデを破り、49秒差でコーヴィが総合3位に。

☆ヴィンチェンツォ・ニバリのコメント
「シチリアでの初勝利ということで、感情的になってしまいました。父や若いチームメイトと一緒にこの道を走って育ちましたが、10代の頃に夢を追って引っ越してしまいました。故郷に戻ってくるのはいつも感動的で、特に勝つのは素晴らしいことです。」
「最近は体調不良が続いていたので、ここで勝つのは簡単ではありませんでした。しかし、家族や友人に会えたことで、特別なものになり、感情を抑えるのが難しくなりました。道はよく知っているし、特に最後の下りは、感情の高まりでコーナーを失敗してしまったけれど、僕のキャリアの中で特別な瞬間だった。」
「8月にシチリアで20日間のトレーニングを行い、ツアー・オブ・ルクセンブルグでレースに復帰しました。今は、イタリアのワンデーレースで何ができるかを考えています。イル・ロンバルディアは私にとって重要なレースなので集中しています。」
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