ガビリアが2位、クリストフが3位で集団スプリントを制する
☆記事
サム・ベネット(ボーラ・ハンスグローエ)は、エシュボルン=フランクフルトの185kmのレースのゴール前、密集したプロトンからスプリントで勝利し、2022年のシーズン初優勝を飾った。
フェルナンド・ガビリア(UAEチーム・エミレーツ)とアレクサンドル・クリストフ(アンテルマルシェ・ワンティゴベール)を抑え、自身57勝目、そして冬のボーラ・ハンスグローエ復帰後初となる優勝を飾った。
ボーラ・ハンスグローエは、フランクフルトのフィニッシュまでの最終までレースをコントロールしていたチームのひとつで、ドイツのチームは、アンテルマルシェ・ワンティゴベール、Uno-X、バーレーン・ヴィクトリアスなどのチームに加わり、最後の数キロメートルを支配した。
最後の1kmを前に、バーレーンとアンテルマルシェが主導権を握ると思われた。ボーラは後方で待機し、ビニヤム・ギルマイ(アンテルマルシェ・ワンティゴベール)がチームメイトのクリストフの前に出るために待ち構えた。
しかし、この動きは早すぎた。ダニー・ファンポッペルがベネットを乗せて、絶妙のタイミングで前に出た。ガビリアとクリストフは、残り数メートルでベネットを追撃したが、ベネットを追い抜くには遅すぎ、ベネットは先頭でゴールに入り、勝利を手にした。
☆サム・ベネットのコメント
「今日は、チームが素晴らしかったと思う。そして決勝ではポジショニングに完璧な仕事があった。ダニーは完璧なタイミングでリードしてくれて、残り200mで一気に加速したんだ。」
「でもこの数ヶ月間、僕を支えてくれたチームやスタッフ、そしてコースに復帰し、いつも僕を信じてくれているみんなに感謝したい。ドイツのレースでドイツのチームから優勝を勝ち取ったことは、とてもうれしい。」
「この2、3ヵ月はまだベース作りの段階だったが、この10日間でコンディションを鍛え始め、それがすでに現れている。今はトレーニング期間なので、6月、7月の大きな目標に向かって頑張ることができると思うよ。」
☆アレクサンドル・クリストフのコメント
「また表彰台に乗れてうれしい。」
「難しいレースやスプリントの場合、チームにはチャンスがあるので、いくつかの異なるシナリオに備えることができた。」
「一日中、しっかりとサポートされ、気分も良かったし、登りでも困ることはなかった。最後の登りの後、スプリントに向かうことにした。ビニヤム・ギルマイは最終盤で、そしてスプリントをアシストしてくれたので助かったが、日曜日の今日、ベネットに勝つのは難しいことだった。10日間の休養の後、レースに復帰して表彰台に上れたことを嬉しく思う。」
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