ドライヴェンクルス・オヴェライス(1.1)、レムコ・エヴェネプールが勝利

レース

火事でレースが中断した後、逃げ切ったエヴェネプール

☆記事

レムコ・エヴェネプール(ドゥクーニンク・クイックステップ)は、ドライヴェンクルス・オヴェライスで60kmの単独逃げ切りを行い、急速に近づいている世界選手権のベルギーチームへの参加をアピールした。

残り35kmの地点で交通事故と火災が発生し、主催者は15分間のレース中断を余儀なくされたが、エヴェネプールは35秒のリードを保っていた。そんなアクシデントもありながらも、彼は冷静にレースの再開を待ち、ライバルたちとの差を広げていった。

2位はドゥクーニンク・クイックステップのチームメイトであるミッケル・ホノレ、3位はラスト1kmでプロトンを抜け出したアイメ・デヘント(アンテルマルシェ・ワンティゴベール)で、エヴェネプールから40秒差でゴールした。

ドライヴェンクルス・オヴェライス順位。画像引用”https://www.procyclingstats.com/index.php

今回のレースでは、9月に開催されるロードレース世界選手権で使用される短い急な上り坂を含むルートに変更された。

エヴェネプールは、イタリアのトレントで開催されるヨーロッパ選手権のタイムトライアルに出場するベルギーチームのメンバーに選ばれているが、地元で開催される世界選手権のベルギーチームのメンバーになるためには、8つのポジションのどれかを確保しなければならない。今回の勝利はその可能性を大きく前進させたはすだ。

☆レムコ・エヴェネプールのコメント

「クレイジーだよ。残り60kmの地点で単独でアタックすることは計画にはありませんでしたが、8人の選手の中に私たち3人がいて、ジュリアン(アラフィリップ)が私に行くように言い、その先は彼らがブロックすると言ってくれました。完璧な一日だったよ。」

(火事等のレース中のアクシデントについて)「もうダメだと思っていた。でも、集団よりも回復して、彼らとの差を保ちたかったんだ。幸運にもそれができた。ハードな一日だったが、最後までしっかりとやり遂げられたので、とても満足している。」

(世界選手権の代表チーム選考について聞かれて)「世界選手権?それは代表監督にお任せします。」

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