残り1kmでのデッケルの落車が発端となった集団落車の後、ローセンが勝利。
☆記事
ティモ・ローゼンは、ブエルタ・ア・ブルゴス第2ステージでユンボ・ヴィスマの1-2-3フィニッシュを果たしたが、残り1kmで発生した高速での落車により、多くの選手が負傷した。
ユンボ・ヴィスマの4選手は、スプリントのため時速60km以上のスピードで牽引をしていたが、3番手につけていたデヴィッド・デッケルがスピードバンプでコントロールを失い、高速で落車した。他のライダーは彼を避けきれずに道路を横断し、何人かは金属製の道路脇のバリアまで飛ばされてしまった。
クリス・ハーパーはチームメイトを避け、ローセンとリードアウトのエドアルド・アッフィニの後ろでフィニッシュした。
この落車は、ライダーの安全性、レース主催者がコースデザインに関するUCI規則を尊重しているか、なぜ最後の1kmのダウンヒルにスピードバンプが含まれているのかという疑問を即座に投げかけた。
なお、この落車は残り3kmで発生したため、全選手に同じタイムが与えられ、サンティアゴ・ブイトラゴ(バーレーン・ヴィクトリアス)が変わらず総合をリードしている。
この落車の犠牲となったのは、ユンボ・ヴィスマのすぐ後ろにいたダヴィド・バレリーニ(クイックステップ・アルファビニル)、ダヴィッド・ゴンザレス(カハルラル・セグロスRGA)、スピードに乗ってバリアに衝突したAG2Rシトロエンのライダー達などだ。
他の選手も転倒したが、幸いにも多くの選手が衝撃でバリアが開いてできたスペースに飛び込んで転倒を免れた。
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