【別府史之選手出場】ベネルクス・ツアー第5ステージ、カレブ・ユアンがスプリントを制する

レース

ユアンがスプリントでコルブレッリを破り、キュングが総合首位へ。

☆記事

カレブ・ユアン(ロット・スーダル)は、マーストリヒトとリエージュに近いベルギー・リンブルフの丘陵地帯で192kmのレースでパワーとスプリント力を駆使してベネルクス・ツアーの第5ステージを制した。

バーレーン・ヴィクトリアスは、曲がりくねったラスト1kmでソニー・コルブレッリのためにスプリントを仕掛けた。

イタリアのナショナルチャンピオンであるコルブレッリは、早めにスプリントを仕掛けたが、ゴール前でユアンに抜かれてしまい、ユアンはツール・ド・フランスで落車して以来の勝利を手にした。

コルブレッリが2位、ダニー・ファンポッペル(アンテルマルシェ・ワンティゴベール)が3位、ペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)が4位、ジャスパー・ストゥイヴェン(トレック・セガフレード)が5位に入った。

第5ステージ順位。以下画像引用”https://www.procyclingstats.com/

第2ステージのタイムトライアルで優勝したステファン・ビッセガー(EFエデュケーション・NIPPO)が集団から脱落したため、ステファン・キュング(グルパマ・FDJ)がリーダージャージを獲得した。

ルーク・ダーブリッジ(バイクエクスチェンジ)は彼から2秒しか離れておらず、クリストフ・ラポルト(コフィディス)が6秒差で総合3位につけている。

第5ステージ終了時点の総合順位。

☆別府史之選手

EFエデュケーション・NIPPOから出場している別府史之選手は先頭から19分10秒遅れのの139位でゴールしている。

リーダージャージを着用していたステファン・ビッセガーが6分近く遅れてしまい、総合圏外へ転落。EFエデュケーション・NIPPOにとっては苦しいステージとなった。

EFエデュケーション・NIPPOの第5ステージ順位。

☆カレブ・ユアンのコメント

「スプリントを開始したとき、脚の調子がどうなるかわからなかったが、一般的には、上り坂でのフィニッシュは自分に合っていると思う。」

「しかし、今日はとても厳しい一日でした。残り50kmのところで早くもアタックがかかっていたので、簡単には勝てませんでしたが、とても満足しています。私のチームは素晴らしい仕事をしてくれました。」

「残り50kmのところでアタックが始まったので、簡単には勝てませんでした。だから後半は数人減ってしまったんだ。でもティム(ウェレンス)が残り2.5キロのところで僕をとてもいいポジションにつけてくれて、それが僕たちが必要としていた場所だったんだ。 」

「この勝利は私にとって重要なものです。僕はベルギーのチームで走っているので、自分のチームの母国で勝つのはいつでも嬉しいことです。ここでの勝利は僕にとって初めてのことで、自分の記録に残すことができてうれしいです。」

コメント

タイトルとURLをコピーしました