ドイツ・ツアー第2ステージ、アレクサンドル・クリストフが優勝

レース

パスカル・アッカーマンが総合首位をキープ

☆記事

アレクサンドル・クリストフ(UAEチームエミレーツ)が、ドイツ・ツアーの第2ステージのスプリントを制した。

チームメイトのスヴェンエリック・ビストラムがプロトンを牽引して最終コーナーを回っている間に理想的な位置につけたクリストフは、バーレーン・ヴィクトリアスが飛んできたとき、最初はフィル・バウハウスに抜かれるかとのように見えた。しかし、クリストフはバウハウスのスリップストリームに入り込み、ライン上で彼を抜くことに成功した。

第1ステージの勝者であるパスカル・アッカーマン(ボーラ・ハンスグローエ)は3位に入り、総合のリードを保った。

雨が降り、起伏が激しく、スプリンターには厳しい状況の中、ベテランのクリストフが得意とするステージで、その状況を最大限に活かし、昨年のツール・ド・フランス開幕戦のニースでの勝利以来となる、今シーズン初勝利を挙げた。

第2ステージ順位。画像引用”https://www.procyclingstats.com/

☆アレクサンドル・クリストフのコメント

「ドイツでのレースは好きです。前回(2019年)もここでステージ優勝を果たし、良い思い出ができました。」

「今日は僕にとって良いコンディションだった。昨年のツール・ド・フランスでステージ優勝した)ニースでは、雨が降っていてこんなコンディションだったので、普段はあまり楽しくなくても、このようなコンディションではかなり良いレースができます。でも、レースが終わって、勝ったときにはそれを楽しむことができるので、今はとても満足しています。」

「私は長い間、(優勝を)待っていました。今年はあまりいいシーズンではありませんでした。アークティック(ノルウェーのレース)やツアー・オブ・ノルウェーでは惜しかったので、今回ようやく優勝できたのは嬉しいですね。」

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