サイモン・イェーツ、落車しツール・ド・フランスをリタイア

混乱の中、崖に落ちていくクラウアナスン

☆記事

ツール・ド・フランス第13ステージ（ニーム～カルカソンヌ）の残り62km地点で発生した大規模な落車では、著名な選手が激しく転倒し、何人かが木や茂みの中を飛んで崖に落ちていってしまった。

🚴 Grosse chute à l'arrière du peloton maillot jaune !

Plusieurs coureurs sont tombés et notamment Nacer Bouhanni, Simon Yates ou Tim Declercq !

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— francetvsport (@francetvsport) July 9, 2021

サイモン・イェーツ（チーム・バイクエクスチェンジ）、セルジオ・イギータ（EFエデュケーション・ニッポ）、ナセル・ブアニ（アルケア・サムシック）などが、219.9kmのステージの最後の3分の1の地点でペースアップした直後に落車した。

イェーツは一時レースに復帰したものの、チームメイトのルーカス・ハミルトンと同様に短時間の追走をしてレースをリタイアした。両者はオーストラリアのオリンピックチームに選出されている。

また、モン・ヴァントゥーのステージでなんとかタイムアウトを免れたされたセーアン・クラウアナスン（チームDSM）は、さらに不運に見舞われ、道を外れて崖に飛び込んでしまった。藪の中を登っていく姿が目撃されている。ラファウ・マイカ（UAEチームエミレーツ）、ワウと・プールス（バーレーン・ヴィクトリアス）、ゲラント・トーマス（イネオス・グレナディア）、ティム・デクレルク（ドゥクーニンク・クイックステップ）もこの落車に巻き込まれている。

更にロット・スーダルのロジャー・クルーゲも、落車に巻き込まれた後に棄権し、チームは残り8日間のレースでプロトンに参加する選手が半分の4人になってしまった。