ガイ・サギフはトゥーンス獲得のための枠を空けるためにチームを離脱。
☆記事
シーズン途中の移籍はプロサイクリング界では比較的珍しいが、ディラン・トゥーンスはバーレーン・ヴィクトリアスからイスラエル・プレミアテックへ衝撃の移籍を果たした。
金曜日にSNSで発表された声明で、バーレーン・ヴィクトリアスは、2019年からチームに加入していたトゥーンスが即時チームを去ったことを確認した。
その直後、イスラエル・プレミアテックは、イスラエル人ライダー、ガイ・サギフの離脱により枠が空いたため、この30歳の選手との契約を発表した。ベルギー人ライダーは新チームでブエルタ・ア・エスパーニャとイタリアンクラシックを戦い、ワールドツアーの地位を守るためにポイント獲得を目指す予定だ。
元々シーズン終了後にバーレーンと契約解除となる予定だったトゥーンスは、すでにイスラエル・プレミアテックと2023年の移籍について話し合っていたというが、チームオーナーのシルヴァン・アダムスの申し出を受けて、即時移籍することになった。
「私はすでに2023年の加入についてイスラエル・プレミアテックと話し合っていましたが、その後シルヴァン・アダムス氏から、今すぐ移籍してすぐに契約を開始する機会を提供してもらい、本当に感謝しています。」
「バーレーン・ヴィクトリアスで過ごした3年半は、私にとって最も大きなレースに勝つことができた素晴らしい年月で、彼らすべてに感謝したい。この新しい章にとても興奮しているし、イスラエル・プレミアテックでのレースが待ちきれないよ。」と、チームから発表された声明文でトゥーンスは述べている。
イスラエル・プレミアテックは、2023年のワールドツアー残留を目指し、一刻も早く活動を開始することになりそうだ。彼らは現在、世界ランキングのトップ18チームから外れており、18位のモビスターとは920ポイント差だ。
チームは7月のツール・ド・フランスでサイモン・クラークとユーゴ・ウルによって2勝（それぞれ120UCIポイント相当）を挙げたが、2022年の残り数ヶ月の間に生き残るために必要な結果を出すためにトゥーンスに期待することになる。
2022年、トゥーンスはこれまでキャリアで最高のシーズンの1つを楽しんできた。春にはラ・フレッシュ・ワロンヌでクラシック初優勝を飾り、ツール・ド・ロマンディでステージ優勝、ロンド・ファン・フランデレン、リエージュ・バストーニュ・リエージュでトップ10入りを果たした。
コメント