ビッセガー、EFエデュケーション・ニッポでの新たな1年に向けて始動

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「来シーズンには大きな計画がある」と語る23歳のスイス人ライダー。

☆記事

ステファン・ビセガーがEFエデュケーション・ニッポで3年目のシーズンを迎えることが、所属チームによって火曜日に確認された。

23歳のビッセガーは、ワールドツアー参戦2年目にして、パリ~ニースの第3ステージでの勝利をはじめ、タイムトライアルで印象的な結果を残し、1日だけ総合リーダージャージも着用することができた。

このパリ~ニースでの勝利は、ビッセガーにとってワールドツアーのライダーとしての初勝利であり、それ以前の唯一の勝利は2年前にスイスナショナルチームの一員として2019年のツール・ド・ランで獲得したものだった。

ビッセガーはチームの声明の中で、「来シーズンに向けて大きな計画が頭の中にあり、それが実現することを願っています。」と述べ、チームのスポーツディレクターであるアンドレアス・クリエが彼のキャリアを進展させてくれたことを指摘した。

「アンドレアスは、すべてのライダーのメンターのような存在で、彼の素材に関する知識は本当に素晴らしいものです。来シーズン、チーム全体と一緒に仕事ができることをとても楽しみにしています。大きなクラシックやタイムトライアルで自分の価値を高めていきたいと思います。」

22歳のビッセガーは多才ですが、特にタイムトライアルを得意としている。2021年開幕のUAEツアーのタイムトライアルでは、世界チャンピオンのフィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアス)に次ぐ2位、ツール・ド・ロマンディとツール・ド・スイスではタイムトライアルで2位、ベネルクス・ツアーではITTで優勝した。欧州選手権タイムトライアルでは表彰台に1つ届かず、世界選手権では総合7位となった。

「彼は、テクニカルコーナーの多いTTコースでは抜群の能力を発揮し、スピードを維持することができます。実際、2022年のツール・ド・フランスの最初のタイムトライアルでは、彼なら勝てると思います。彼はバイクを操るのが上手で、スピードのあるトリッキーなセクションの扱い方を本能的に知っています。危険であればあるほど、ステファンにとっては好都合なのです。」

とチームCEOのジョナサン・ヴォーターズも太鼓判を捺す。来年の活躍に注目したい。

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