集団スプリントでラポルトが2位、マシューズが3位を獲得。
☆記事
世界選手権男子エリートロードレース2022で、ベルギーのレムコ・エヴェネプールが見事な独走優勝を果たし、フランスはクリストフ・ラポルトが2位、開催国のオーストラリアからマイケル・マシューズが3位を獲得した。
22歳のエヴェネプールは、圧倒的な走りで、後続に2分以上の差をつけ、独走で優勝を果たした。
残り25kmでアタックに唯一反応したアレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)を振り切り、レムコ・エヴェネプールはベルギーにとって10年ぶりの世界選手権優勝への道を切り開く。
9月のブエルタ・ア・エスパーニャで44年ぶりにベルギー人のグランツール総合優勝を果たし、今春のリエージュ~バストーニュ~リエージュでも優勝するなど、この1年で飛躍的な成功を収めている。
☆【優勝】レムコ・エヴェネプールのコメント
「長いシーズンでしたが、こうして終えることができたのは素晴らしいことです。アレクセイ(ルツェンコ)と一緒にいたけれど、すぐに一人になりたいと思ったんだ。」
「(アルカンシェル)僕がずっと夢見てきたことだし、今年は勝てるものは全部勝ってきたんだ。こんなにいい年は二度とないと思うよ。」
☆【2位】クリストフ・ラポルトのコメント
「すべてが完璧だったわけではありませんが、エヴェネプールについていけたかどうか、彼は本当に最強でした。悔いが残らないかどうか。私の命令はただひとつ。慎重に、登りで最高のライダーたちのできるだけ近くをついていき、追い越すこと。しがみついてスプリントをするのが精一杯だった。」
「がんばったよ。銀メダルは嬉しいですね。これで終えることができるのは嬉しい限りです。特別な味わいがある、最後の2戦は予想外だった。」
☆【3位】マイケル・マシューズのコメント
「今朝、3位になると言われていたら…ちょっとがっかりしていたと思います。でも、レースの展開を考えると、本当にうれしいです。」
「ここ、オーストラリアの地元の観客の前で表彰台に上れたことは、信じられないようなことです。残念ながら、レインボージャージを肩にかけられなかったが……。今日はチームが素晴らしかった。」
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