ベルナルがタイムを失い、ロペスがリタイアしたため、総合が最終日前に総合が変動。
☆記事
ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージで、クレモン・シャンプッサン(AG2Rシトロエン)がキャリアで初の勝利を挙げた。
🎥Etapa 20 – Stage 20 | #LaVuelta21
— La Vuelta (@lavuelta) September 4, 2021
🇪🇸 Vive el último kilómetro de la victoria de @clemchampou en el Alto Castro de Herville gracias a @CarrefourES
🇬🇧 Live the last km. of Clément Champoussin's impressive victory thanks to @CarrefourES#CarrefourConLaVuelta pic.twitter.com/YGA8OQiClm
シャンプッサンは、ガリシア地方の丘陵地帯で一時は11分のリードを築いた大逃げ集団の一員だったが、それほど簡単な道のりではなかった。
メインの逃げは、2級山岳の最後の登りの前で捕らえられた。総合リーダーのプリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)、エンリク・マス(モビスター)、アダム・イェーツ(イネオス・グレナディアス)、ジャック・ヘイグ(バーレーン・ヴィクトリアス)らを含む総合勢が集団を抜け出してアタックをかけたのだ。
グループは、残り4kmで逃げ集団の最後の生き残りであるライアン・ギボンズ(UAEチームエミレーツ)に追いついたが、いたちごっこのような状態が続き、失速してしまった。そのため残り1,500mでシャンプッサンが突如としてグループに加わり、そのまま先頭に立った。
シャンプッサンは、下りを利用して20秒のタイム差をつけ、単独でゴールし、グランツールでキャリア初のステージ勝利を果たした。
総合首位のログリッチは今大会で4回目のステージ2位に入った。危険な最終ステージを冷静に乗り切り、3度目のブエルタタイトルまであと33.8kmとなった。
僅かなタイム差とボーナスタイムのおかげで、日曜日のタイムトライアルを前にマスとの差を2分38秒に広げ、ヘイグは4分48秒で3位につけている。
イェーツは総合6位から4位に上がり、ヘイグとは1分差。チームメイトのベルナルは8分14秒で5位のマーダーに新人賞ジャージを譲ったが、イェーツはその差を縮めた。
☆クレモン・シャンプッサンのコメント
「確かに、1日中トップを走った後に足元をすくわれたときは少しつらかったですが、上位陣も疲れていたと思います。急勾配のセクターでスタートしたとき、私は彼らについていけなかった。その後はラッキーなことに、もう少し楽になって、ジーノ・マーダーがグループに戻してくれたんだ。」
「最後の1kmはそれほど難しくなかったので、少しだけ有利に進めることができた。幸いなことに、最後の150メートルが非常に難しかったので、彼らは私の後ろにアタックしてこなかった。」
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