ツール・ド・ポローニュ2022第2ステージ、タイッセンが強豪スプリンター相手に風穴を開ける

レース

フィニッシュは大混乱、タイッセンがワールドツアー初優勝。

☆記事

ツール・ド・ポローニュにおいて、ヘルベン・タイッセン(アンテルマルシェ・ワンティゴベール)が有力選手を抑え、2日連続の集団スプリント勝負で勝利のチャンスをつかんだ。

高速かつテクニカルなレースで、高速カーブ等で主要スプリンターチームがコントロールを失う中、タイッセンはラインから500メートルほど離れた最後のラウンドアバウトから、パスカル・アッカーマン(UAEチーム・エミレーツ)の少し後ろにいたが、それでも良いポジションでゴールストレートに入ることができた。

5人による壮絶なスプリントで、当初はアッカーマンが優勝に最も近いと思われたが、ライン手前で痛恨の失速。一方、中央を走るタイッセンは、バーレーン・ヴィクトリアスのジョナサン・ミランをかわし、第1ステージ優勝者のオラフ・コーイ(ユンボ・ヴィスマ)が左のサム・ベネット(ボーラ・ハンスグローエ)をかわしてそれぞれ4、5位を獲得した。

昨日のコーイと同様、タイッセンはポローニュでの勝利がワールドツアーでの初勝利となり、過去には今シーズン前半のダンケルクの4日間のステージで勝利したのみだった。そしてコーイと同じく、このポローニュでも世界トップクラスの速さを誇る選手たちを相手に、夢のような勝利を手に入れたとタイッセンは語った。

☆【ステージ優勝】ヘルベン・タイッセンのコメント

”画像引用”

「ブエルタ・ア・エスパーニャで2位になったことがあるから、ここで勝ててとてもうれしい。マーク・カヴェンディッシュ(クイックステップ・アルファビニール)に勝ったことは、子供の頃の大きな夢だったんだ。」

「ダンケルクで優勝した後、私の目標は他のレースで勝つことだと言ったが、ポローニュのような大きなイベント、そして数週間後のブエルタ・ア・エスパーニャを走るとなると、勝利はそう簡単ではないんだ」

☆【ステージ2位】パスカル・アッカーマンのコメント

「今日の結果(日曜日)には満足している。怪我の後、復帰して他のスプリンターと競えるのは嬉しいことです。チームにも助けられたが、アンラッキーで最終コーナーで順位を落としてしまった。私はロングスプリントを決め、最後にタイッセンが私を抜いた。しかし、私はとても幸せであり、次のステージに備えることができる。」

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