ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第18ステージでレムコ・エヴェネプールが勝利

レース

エヴェネプールがマスを抜き去り、逃げ残りのへーシンクを捉え力を見せつける。

☆記事

ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第18ステージで、レムコ・エヴェネプール(クイックステップ・アルファビニル)が激動のステージを終え、総合優勝に近づいた。総合リーダーは、ライバルであるエンリク・マス(モビスター)を抑え、第18ステージで勝利した。

このステージでは、UAEチームエミレーツのジョアン・アルメイダが、残り100km付近から果敢に攻め立てる姿が印象的であった。このポルトガル人ライダーの長距離砲は、表彰台を狙う選手たちにパニックを引き起こしたが、エヴェネプールは、まったく動じない走りを見せた。

バラバラになったレースは、最後の上りでまとまり始め、エヴェネプールはマスの一連のアタックに素早く反応し、エヴェネプール自身も激しい追い上げを見せた。

マスの最後の加速は、最後の1km過ぎで行われ、エヴェネプールだけがそれに続くことができた。この加速で、逃げ集団で最後まで生き残ったヘーシンクに追いついた。ステージ優勝したエヴェネプールからプレゼントはもらえなかったようだ。

エヴェネプールはマスとヘーシンクに2秒差をつけめゴールし、ジャイ・ヒンドレーら(ボーラ・ハンスグローエ)後続の小集団に13秒差をつけた。

総合順位では、エヴェネプールがマスに2分07秒差、ホアン・アユソ(UAEチーム・エミレーツ)が5分14秒で3位につけている。ミゲル・アンヘル・ロペス(アスタナ)は、ステージ序盤に落車したカルロス・ロドリゲス(イネオス)が最後の登りで順位を落としたため、総合4位に浮上した。

山岳賞のジェイ・ヴァイン(アルペシン・ドゥクーニンク)もロドリゲスと同じ落車で負傷し、リタイアを余儀なくされた。

☆【ステージ優勝 総合首位】レムコ・エヴェネプールのコメント

「本当に、私の人生の中で新しい成果だ。かなりタフなステージで、最後は本当にハードな登りだったし、UAEやアルメイダから早い段階でアタックがあった。レースは本当にハードだったけど、僕らは常に冷静だった。常に冷静でいること、それが僕が最も学んだことだ。」

「エンリクは本当にフェアプレーな男で、最終的にはステージ優勝を目指して協力し合った。」

「最終的にはスプリント勝負になったが、チームとして素晴らしいレースだったと思う。完璧な一日だ。今までで一番完璧な日だったと思う。」

☆【ステージ2位 総合2位】エンリク・マスのコメント

「フィーリングはとてもよかった。今日はかなりうまくいったので、自分は非常にポジティブだ。チームは一日中頑張ってくれたので、最後の登りで挑戦することになった。」

「レムコ・エヴェネプールのステージ優勝を祝福しなければならない。彼はとても強い。土曜日は何が起こるかわからない。今日のステージで得た自信が、今後の励みになっています。またステージ優勝したいし、総合優勝も狙いたい。私は最後まで戦い続ける。」

☆ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第18ステージ順位

“以下画像引用”

☆ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第18ステージ終了時点の総合順位

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